華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

資格職のありがたみを考える

2015年03月12日 22時43分47秒 | Weblog
今日は午後シフト。
午前中はなんだかんだでずっと台所にいた気がする。先に書いたサワドーをはじめ、昨日焼いたケーキにデコレーションを施したり、朝食や明日のお弁当用のサラダを作ったり…。それからゴソゴソと片付けなど。

お昼から仕事。解雇リストに載っていた時間外婦長が「最後のシフト」といって出ていた。なんて声をかけよう?と思っていたけど、サバサバとした様子。「5月にアメリカ旅行を予定しているし、それまではゆっくりするつもり。その後のことはそれから考えるわ」。話を聞いていると、他の人たちも同様に、少々休みを楽しんでから職探しをする…ということのよう。資格を持っているとこういう時に強いよなぁと改めてしみじみ。特に全員経験値が高い人ばかりだからさ。
申し渡しに参加しようとしたら、病院のマネージャーから午後スタッフ全員が呼び出され、今回の解雇劇について説明を受けた。もっともらしいことを言っていて、実際、納得がいく部分もあった。ウチの病院は良くも悪くも田舎の小さな病院で、よその病院ではまかり通らないことが通っていたことも事実。患者数が減ってきている今、てこ入れが必要なことは理解できる。それでもやっぱり「ほかにできることはあったでしょ」という気持ちもないではない。とりあえず残った私は、一気に中堅スタッフになってしまったので、仕事があることに感謝し、やるべきことを頑張るのみ。

さて。
3日ぶりのシフトは6名担当。午前中が結構忙しかったようで、いくつかの仕事が残っていた。それらを片付けつつ、なんとかなりそう…と思っていたら、日が沈むとともに、それまで全く問題のなかったアルツハイマーのおじいさんが絶好調。何度も何度も徘徊を繰り返し、そのたびごとにベッドへ連れて行くような状態。ほかにも認知症の患者さんが数名いて、それぞれが手のかかる状態。また私のタイムマネジメントなんてグダグダになっていき、結局時間ギリギリまで看護記録を書いていた。特別忙しかったわけじゃないのに、なんでこんなんなんやろう? 確かに午前スタッフのやり残しの仕事をやっていたけど、もっとちゃんとできたような気がする。他の看護師は一体どうやって時間調整をしてるんやろう? うーん。

明日はロングアワーの午前シフト。多分同じ患者さん担当。やってやるぞー。時間内にやれることを片付けてやる!

明日はプライベートでもお世話になっている先輩の最終日。うぉー、泣いてしまいそうや。
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カフェ・ガリレオ便り-サワドー

2015年03月12日 11時02分13秒 | カフェ・ガリレオ便り
サワドー酵母を仕込んでから数日。昨日着手したサワドーは今朝になってやっと完成。

どすん。



うう、光で写真が飛んでいる。Dが横で「食べる、食べる~!!」と尻尾を振って待っていたので、急いで撮ったらこんな感じ。とほ~。

もとい。
火加減はレシピに書いてあるものの、イマイチわからずに周囲がこげてしまった。なのに中身はまだしっとり…という状態。私としてはもう少し膨らんで、ほっこりした感じを想像しててんけどな。
第一次発酵の際、レシピには3~8時間かかるとあったんだけど、4時間待ったところでDが「もういいんじゃない?」と何度も言うので、私も待ちくたびれて次の工程に移ってしまった。作りたてのサワドー酵母は発酵に時間がかかるとあったので、おそらく8時間待つべきだったんだと思う。いいねん。失敗しながら学んでいくのさ。失敗は成功の母。

とはいえ食べられないわけではない。先ほどバターとジャムを塗って食べたらまずまず。思ったより酸っぱかった。次回はもう少し塩を多めにしてみよう。
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