かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

虫えい(虫こぶ):ハルニレハマキフシ・・・174種類目

2021年07月10日 | 虫えい(虫こぶ)

長野県で初見のウチワドコロハマルフシの撮影に行った時にすぐ傍にハルニレの葉が巻かれた虫えい(虫こぶ)が有った・・・

この時はウチワドコロハマルフシに気が行っていて撮影だけでスルー・・・

他の場所にも有ったけど、手の届く範囲では無かったので望遠で撮影!

家に帰って日本原色虫えい図鑑で調べるとハルニレハマキフシのようだ・・・当ブログ掲載174種類目

ハルニレハマキフシはハルニレワタムシによってハルニレの葉が裏側に巻かれたもので、近似種が他に2種類あるらしい・・・

(↓)徒長枝で葉が重鋸歯になっていたのでハルニレとは思わなかったのだけど再度確認しに行ったらハルニレだった!

そのハルニレの葉に作られていた虫えい(虫こぶ)は葉を巻くというよりも縮んでいる感じ・・・

(↑)最初の2枚と少し形態が違った虫えい(虫こぶ)だったので葉を広げて撮影してみた!

アブラムシに詳しい研究者の方に問い合わせるとハルニレにハマキフシを作るワタムシは角状管が発達しないけど、画像のアブラムシは角状管が発達しているのでワタムシではなくアブラムシ類で、最初に形成された虫えいを再利用しているのかもしれないとの回答を戴いた!

ワタムシやアブラムシの仲間は難しいね・・・

数日後に同じものを再度撮影してみたけど、かなり縮んでいた・・・これはハマキフシと云うよりもハチヂミフシというような形態だな!

 

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虫えい(虫こぶ):バラハタマフシ・・・173種類目

2021年06月30日 | 虫えい(虫こぶ)

FBFのHさんがアップしていた画像の中にバラハタマフシが有ったので場所をお聞きして撮影しに行ってきた!

バラハタマフシはノイバラなど葉にバラハタマバチによって作られる黄白色や緑白色・時に桃赤色の球形の虫えい(虫こぶ)なんだ・・・

主に葉裏(時には葉表)の葉脈に沿って作られ、大きいもので直径9~10mmにもなる。

虫えい(虫こぶ)の作られた葉を一つ戴いてきて家でじっくりと観察し、切断してみた・・・表面は平滑に見えるけれど小さな刺状の突起が作られていた。 

(↓)左側下の小さいものは各状突起が発達して金平糖のようで、これは切断してみたら他の寄生者の攻撃を受けたのか中には何もいなかった!

右側の大きいものを切断したら虫えい室が幾つもあって小さな白い幼虫が蠢いていた・・・

左側の大きいものを切断しても虫えい室が幾つかあって先端が茶褐色に染まった少し大きめの幼虫が蠢いていた・・・

バラハタマバチは虫えい(虫こぶ)の中央に丸い幼虫室があって1匹の幼虫が居るはずなので、これらは同居蜂に加害されてしまったもののようだ!

同居蜂に加害されたものは虫室壁が厚く木質化して幼虫室が幾つにも分かれているらしい・・・確かに虫えい(虫こぶ)を切断するときに堅かったな!

そして、たまたま日曜日に碓氷川での鮎釣り大会に参加している時に階段下のノイバラに赤みのあるバラハタマフシを見つけた!

その下の地面に赤い虫えい(虫こぶ)が落下していたので、葉に付いているものと落下したものをサンプルとして戴いてきた!

落下した物を切断すると一つの幼虫室が作られ1匹のバラハタマバチの幼虫が居た! 6月中旬~8月に落下し2~3月に蛹化するものが多いらしい!

もう一つの虫えい(虫こぶ)も1室1幼虫で、同居蜂や寄生蜂に加害されていなかった・・・

バラハタマバチは雄の出現が極端に少なく、雌だけの単為生殖でも産卵して虫えい(虫こぶ)を形成するようになってきているらしい!

 

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虫えい(虫こぶ):カマツカハマキフシ・・・172種類目

2021年06月24日 | 虫えい(虫こぶ)

先日の虫こぶ写ん歩で何種類かの虫えい(虫こぶ)を観察することが出来て、私的には新たなコレクションが増えた。

その一つがカマツカハマキフシ(形成主:カマツカハマキワタムシ)で当ブログ掲載172種類目になった!

カマツカの葉が巻きこまれて白色~黄色味を帯びる。

巻き込まれた内側・・・

虫えいの内側にはワタムシの蝋物質がたくさん出され外側まではみ出しているものも見られた!

巻かれた部分を広げてみた・・・6月に二次寄主(カラマツの根)移住すると云うので、既に有翅虫は見られなかった!

この付近はカマツカが多く分布し、カラマツの自生も有るので生態環が出来上がっているのだね!

 

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虫えい(虫こぶ):ウチワドコロハマルフシを長野県で初確認か?

2021年06月23日 | 虫えい(虫こぶ)

FBFのK岡さんから送られてきた画像を見て「ウチワドコロハマルフシだな・・・長野県にも有ったんだ!」と云うことで、さっそく確認しに行ってきた!

昨年も虫えい(虫こぶ)を探しながら歩いていた場所だったのだけど、その時は気が付かなかった・・・

ウチワドコロハマルフシはウチワドコロタマバエによって作られる球形の虫えい(虫こぶ)なんだけど生態は不明・・・(↓)葉表

この虫えい(虫こぶ)は青森県・岩手県・秋田県・山形県・群馬県で確認されていて長野県は今回が初めてじゃないかな? (↓)葉裏

葉だけじゃなくて茎(蔓)にも作られていた!

この周辺ではウチワドコロが生えていればほとんどの場所で確認できたので広範囲に分布しているようだ! (↓)かなり成熟してきているね・・・

 

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虫えい(虫こぶ):千ヶ滝で虫こぶ写ん歩・・・

2021年06月21日 | 虫えい(虫こぶ)

もう2週間近くたってしまうのだけど、軽井沢町千ヶ滝でハルニレハカクフシやツノハシバミハミャクシロコブフシを撮った時の他の画像をアップ・・・

沢越しに白い花が咲いていて、カンボク? と近づいてみたらヤブデマリだった! 標高が700mも違うから花期が今頃なんだね!

 

ここはハナヒョウタンボクの自生地としても有名で、ここでも先日アップしたウグイスカグラハマキフシが作られていた!

葉裏には形成主のコウノオオワタムシ(ウグイスカグラハマキワタムシ)らしい幼生~有翅虫が沢山いたので撮ってみた!

ハコネウツギの花が咲き始めていて、所々に芽に出来た球形の虫えい(虫こぶ)が見られた!

この虫えい(虫こぶ)はタニウツギやハコネウツギにウツギメタマバエが作るんだね・・・

虫えい(虫こぶ)では無いけれどチョウセンゴミシ(つる植物)が生えていて・・・

黄白色の小さな花を吊り下げていた・・・

 

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虫えい(虫こぶ):ツノハシバミハミャクシロコブフシ・・・171種類目

2021年06月19日 | 虫えい(虫こぶ)

先日のハルニレハカクフシの撮影に行った時に一緒に見つけたツノハシバミハミャクシロコブフシ(当ブログ掲載171種類目)

(↑)葉表、(↓)葉裏、 葉脈に沿って葉の表裏に不定形のこぶ状の虫えい(虫こぶ)が作られていた。

拡大してみると葉表側の白色の膨らみの表面には沢山の毛が生えているのが分かるね・・・

葉裏の膨らみには毛が少なく滑らか・・・直ぐ下に素早く動き回る虫(矢印)がいた! 多分アワフキムシ類の成虫かな?

一枝戴いてきて細かく観察した・・・

葉裏・・・

切断してみると乳白色のタマバエの幼虫が這い出してきた・・・ハシバミミジンタマバエと云われているけれど不確かなようだ!

ツノハシバミハミャクシロコブフシは現在のところ青森県、福島県、新潟県、栃木県で見つかっていて長野県は5県目となるようだ!

この分布だと丁寧に探し回れば群馬県でも見つかるかもしれないね・・・

 

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虫えい(虫こぶ):ハルニレハカクフシ・・・170種類目

2021年06月12日 | 虫えい(虫こぶ)

FB友達のK岡さんから虫えいらしきものが有ったよと画像が送られてきたので確認するとハルニレハカクフシ(当ブログ掲載170種類目)だった!

私にとっては初見の虫えい(虫こぶ)だったので、さっそく越県して軽井沢町の千ヶ滝まで観察・撮影に行ってきた!

この一帯にはハルニレやコブニレ(ハルニレの変種)がたくさん生えていて、ハルニレハカクフシは葉表の葉脈を横切って紡錘状に膨らんでいた!

葉裏は唇状に閉じられていた!

サンプルを戴いてきてじっくりと観察・・・葉脈の部分が凹んで二つに見えるけど、これで一つの虫えい(虫こぶ)なんだね!

葉裏は緩く閉じられているだけ・・・

葉裏を押し広げてみると中に一匹の幹母と思われるアブラムシが居た・・・小さな白い点は卵かな?

形成主のアブラムシはハルニレフィロキセラ(フィロキセラとはネアブラムシ)で生活史は不明らしい!

 

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虫えい(虫こぶ):ハナヒョウタンボクに作られたウグイスカグラハマキフシ・・・169種類目

2021年06月07日 | 虫えい(虫こぶ)

先日のハナヒョウタンボクを撮っていた時に枝の様子がおかしいものに気が付いた! 良く見ると葉裏を内側に葉縁が巻きこまれて赤く変色していた!

多分、アブラムシ科かタマワタムシ科の虫えい(虫こぶ)だろうと見当はついたのだけど名称や形成主は分からなかった・・・

近くで見ると巻かれた葉裏に有翅成虫が沢山いた・・・もう少しアップで撮っておけばよかった!

虫えい図鑑に載っていなかったので「虫えい同好会掲示板」にアップしたら農研機構・北海道農業研究センターの佐野先生が以下の回答を下さった!

「コウノオオワタムシ(ウグイスカグラハマキワタムシ)Prociphilus konoi Hori, 1938かと思われます。ハナヒョウタンボクと同属のウグイスカグラ(いわゆるハスカップ)やキンギンボクに葉巻を形成し、初夏には有翅虫が二次寄主へと移住します。二次寄主はアカエゾマツとされていますが、古い時代の報告で再確認が必要です。」

・・・と云うことでハナヒョウタンボクに作られたウグイスカグラハマキフシで一件落着! 当ブログ掲載169種類目となった!

ただ、この地域にはアカエゾマツがないので画像に写っている有翅虫はこのあと他のトウヒ属の根に移動して産卵して二次寄生をするのだろうな!

この周辺では、他に昨年も見られたシナノキハケフシが見られたけど、昨年見つけ新種かなと探しているシナノキハミャクコブフシは見つからなかった! 

ヤマツツジでは昨年作られたツツジミマルフシの名残も見られた・・・

 

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虫えい(虫こぶ):ミズキハミャクフクレフシ・・・168種類目

2021年05月19日 | 虫えい(虫こぶ)

今回の虫えい(虫こぶ)は裏山写ん歩で見つけたミズキハミャクフクレフシ(水木・葉脈・膨れ・附子:当ブログ168種類目)

本来、クマノミズキで見つかったのでクマノミズキハミャクフクレフシで図鑑に載っているのだけど、ミズキに作られていたのでミズキハミャクフクレフシで記載しておく!

ミズキハミャクフクレフシはタマバエの一種によって葉の側脈に沿って作られる細長い虫えい・・・(↓)葉表

葉表・葉裏どちらかに膨れて、反対側には細い隙間が有って袋状になったところにタマバエの幼虫が入っている!

膨らんだ側の拡大・・・

反対側の隙間がある部分の拡大・・・

隙間になっている部分を押し広げるとタマバエの幼虫が1匹入っていた!

葉表側の隙間に居た幼虫・・・

 

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虫えい(虫こぶ):キヅタミフクレフシ・・・167種類目

2021年05月15日 | 虫えい(虫こぶ)

このブログを開設したのが2009年2月15日・・・今日まで12年と3か月、4472日で記事件数が5000件になった! 我ながら良く続いたものだね!

記念すべき5000件目の記事は、虫えい(虫こぶ):キヅタミフクレフシで私的には初見で拙ブログ初登場のものだ(笑)

キヅタミフクレフシは新しい虫えい(虫こぶ)で近々新種記載されるらしい・・・(当ブログ掲載167種類目)

ハリオタマバエの一種がキヅタの果実に冬寄生し越冬した後に羽化して別の植物に寄主交代をすることが分かっている。

夏~秋寄生は↓ヨウシュヤマゴボウ(ヨウシュヤマゴボウミフクレフシ)やヘクソカズラ(ヘクソカズラツボミホソフシ)に寄主交代するんだ!

昨年ヨウシュヤマゴボウミフクレフシを見つけた場所近くのキヅタを調べまわって、ようやく見つけられた!

正常な果実は鳥に食べられたり自然落下したりして無くなったものが多く、正常果より小さく、変形した緑色がかったものが残され虫えい(虫こぶ)だろうと判別できた!

幼虫を確かめたくて家に持ち帰って切断してみた・・・上の裂片の凹んだところに居るのだけど、よく分からないよね!

拡大してみたのだけどピンボケだった・・・1mmにも満たない淡いオレンジ色の幼虫が分かるだろうか?

 

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ほぼ完成・・・

2021年04月09日 | 虫えい(虫こぶ)

私も会員になっている「ぐんま自然観察指導員会」の総会で虫えいの講演を頼まれたので資料作り・・・

やっと、パワーポイント(22スライド)がほぼ完成! 

配布用の紙の資料(6ページ)も出来上がった・・・

ついでにパワーポイントで写真集(30選)も作ってみた!

学生たちに講義していた頃から久しぶりなので緊張するね! 特に今度は自然観察のプロばかりだ(汗)

 

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雨の日は晴耕雨敲・・・

2021年03月22日 | 虫えい(虫こぶ)

土曜日の夜から雨・・・昨日の日曜日も一日中ぐずついた天気だった! 庭は春爛漫だけど畑仕事は出来ない・・・

ボケの花が見頃・・・後ろの紫はヒヤシンス!

露玉がアクセントになっているスノーフレーク・・・

カタクリの花は半開きで下を向いていた・・・

早くもエンドウの花が咲き始めた!

雨模様なので庭の花を撮った後は、晴耕雨読ならぬ晴耕雨敲で過ごした!

4月11日に自然観察指導員会の総会が予定されていて、総会後に虫えい(虫こぶ)について講演を頼まれているのでパワーポイントの作成・・・

今までコレクションしてきた虫えい(虫こぶ)のデータをエクセルで集計し直して・・・

既にワードで作成してあった資料をパワーポイントで作り直してみた・・・

 

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虫えい(虫こぶ):キヅタツボミフクレフシ・・・166種目

2021年02月21日 | 虫えい(虫こぶ)

久しぶりに虫えい(虫こぶ)の記事・・・今回はキヅタツボミフクレフシ(当ブログ掲載166種類目)

(↓)両端が虫えい(虫こぶ)で間の数個が正常な果実・・・

名前のとおりキヅタの蕾にキヅタツボミタマバエによって作られた緑~褐色の楕円体の虫えい(虫こぶ)・・・

このキヅタの下には夏寄生のヨウシュヤマゴボウミフクレフシが有ったので冬寄生のキヅタミフクレフシを探していたら見つけたものなんだ・・・

キヅタツボミタマバエは虫えい(虫こぶ)の中で1齢幼虫で越冬し、春に3齢に進み、4月に蛹化、5~6月に羽化するらしい。

日本原色虫えい図鑑には年一世代で生活史の詳細は不明であると書いてあるけれど、最近の研究で夏寄生も有ることが分かったらしい!

正常果(左)と並べて切断してみた・・・球形の正常果に対して倍ぐらいの楕円体、ミフクレフシは正常果と同じくらいか小さいらしい!

虫えい(虫こぶ)の内部には一つの縦長の幼虫室があってオレンジ色の幼虫が蠢いていた。 白いものは残された雄しべらしい!

蕾で有る証拠に雄しべや萼片が先端部に残されているんだね・・・

キヅタミフクレフシは未だに見つかっていないので何とか探したいものだ!

 

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虫えい(虫こぶ):テイカカズラミサキフクレフシ

2020年12月26日 | 虫えい(虫こぶ)

昨日アップした裏山写ん歩の続き・・・

道沿いの樹々にはテイカカズラ(キョウチクトウ科テイカカズラ属)が巻き付いているものがたくさんあって10~11月頃には沢山の実を付けていた!

テイカカズラの正常な実は長さが15~20cmにもなる細長い袋果で1本の果柄から2本出ることが多い・・・

数年前に裏山写ん歩で再会した虫えい(虫こぶ)のテイカカズラミサキフクレフシが今年も数か所で見られた!

テイカカズラミサキフクレフシは名前のとおり果実の先がくっついて球状に膨れているんだ!

形成主はテイカカズラミタマバエで幼虫は11月下旬から12月初旬にかけて脱出して地中で繭を作って越冬するらしい。

すでに幼虫が脱出したのか先日の裏山写ん歩では萎びた虫えい(虫こぶ)が残されていた! 

 

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虫えい(虫こぶ):メグスリノキの虫えい・・・165種目

2020年11月27日 | 虫えい(虫こぶ)

もう10日以上も経つのだけど・・・11月15日に行われた妙義山での自然観察会で見つけられたメグスリノキの虫えい(虫こぶ)の記事!

中之岳神社の急な石段を登って見晴らし台に続く登山道を登り始めて直ぐに目に入ってくる紅葉したメグスリノキの大木を説明しているときだった。

参加者の方が「これ何ですか?」とメグスリノキの落ち葉を持ってきた! 良く見ると葉に細長い角状の虫えい(虫こぶ)が作られていた。

虫えい(虫こぶ)であることは判断できたけど見たことないものなのでサンプルを数枚持ち帰ってきて詳細に観察してみた!

虫えい(虫こぶ)は葉表型に長さ10~15mm、幅2mmほどの細長く上部が扁平状で、割ってみると中にスポンジ状の毛が密に詰まっていた!

葉裏はあまり目立たないけど虫えい(虫こぶ)が付いている部分に皴が多い程度かな?

この形状はフシダニがつくる虫えい(虫こぶ)に多いので多分そうだろうな!・・・と図鑑やネットで調べたけど確かなものは出てこなかった!

ただ2件ほど気になるネットの記述が有ったので虫えい掲示板に投稿して専門家に観てもらうこととなった!

今のところ「吾輩は虫こぶである。 名前はまだ無い!」状態なので勝手に「メグスリノキハツノフシ」にしておこうかな? (当ブログ掲載165種類目)

 

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