今年のスギ花粉の飛散開始は、何時もより早く2月中旬には始まったようです。
先日も大塩湖で遊んでいるときに、スギ山から花粉が煙のように盛んに吹き出す様子を撮影しました。今年は飛散量が多いようで花粉症ではない(と思っている?)私も咽がいがらっぽく、目が重苦しい感じがする程です。

スギ花粉の飛散を抑えるため群馬県産の「花粉の少ないスギ苗木」を生産できるようになり、本県需要量の8割程度が供給可能となってきたそうです。
そうは言っても、再造林(伐採した跡地に再び木を植えること)されるのは民有林で年間90ヘクタールくらいです。現在、民有林のスギ林面積が6万ヘクタール強ですから、再造林地の全てがスギを伐って「花粉の少ないスギ苗木」や他樹種に植え替えたとしても・・・このペースであれば何世紀もの時間が掛かってしまいます。
また、雄花の結実を抑えるため間伐などの森林整備も有効なのですが、その整備目標の年間7000ヘクタール(温暖化対策としてCO2削減が主目的)のうち実績は70数%。さらに材価が安く伐採意欲が減退しているため皆伐があまり行われないのですから、スギ林は何時までも減らないでスギ花粉の飛散がまだまだ続くこととなります。
花粉症が減少するためにも、間伐などの森林整備や伐採→素材生産→製材→再造林といった林業活動が活発に行われて、農山村が活性化しなければならないのですが・・・。
「木を伐って、上手く使って、また植える」・・・これは以前、仕事仲間と考えた標語ですが、県産の木材を使うことが環境保全にも地域活性化にも役立っているのです。
先日も大塩湖で遊んでいるときに、スギ山から花粉が煙のように盛んに吹き出す様子を撮影しました。今年は飛散量が多いようで花粉症ではない(と思っている?)私も咽がいがらっぽく、目が重苦しい感じがする程です。

スギ花粉の飛散を抑えるため群馬県産の「花粉の少ないスギ苗木」を生産できるようになり、本県需要量の8割程度が供給可能となってきたそうです。
そうは言っても、再造林(伐採した跡地に再び木を植えること)されるのは民有林で年間90ヘクタールくらいです。現在、民有林のスギ林面積が6万ヘクタール強ですから、再造林地の全てがスギを伐って「花粉の少ないスギ苗木」や他樹種に植え替えたとしても・・・このペースであれば何世紀もの時間が掛かってしまいます。
また、雄花の結実を抑えるため間伐などの森林整備も有効なのですが、その整備目標の年間7000ヘクタール(温暖化対策としてCO2削減が主目的)のうち実績は70数%。さらに材価が安く伐採意欲が減退しているため皆伐があまり行われないのですから、スギ林は何時までも減らないでスギ花粉の飛散がまだまだ続くこととなります。
花粉症が減少するためにも、間伐などの森林整備や伐採→素材生産→製材→再造林といった林業活動が活発に行われて、農山村が活性化しなければならないのですが・・・。
「木を伐って、上手く使って、また植える」・・・これは以前、仕事仲間と考えた標語ですが、県産の木材を使うことが環境保全にも地域活性化にも役立っているのです。