冬芽と葉痕のサクラシリーズも今期撮りためた画像も終わりに近づいてきました・・・と言うことで今回は樹形が箒状であまり高木にならないサクラの2品種です。
まずはヤエベニヒガン・・・マメザクラとエドヒガンを交配したものがコヒガンと呼ばれる品種なのですが、そのコヒガンの八重咲(↑)になります。
マメザクラは高木にならない種類なので、その素質を貰ってヤエベニヒガンはどちらかと言うと小高木でやや箒状(↓)になります。
枝分かれも多いですね・・・
葉芽も花芽もさほど大きくなく、親種のマメザクラもエドヒガンも冬芽が有毛のためヤエベニヒガンも有毛となっています。
葉痕は半円形で維管束痕は3個見られます。
(冬芽と葉痕:214種類目)
トウカイザクラもコヒガンの血が入っているサクラです。
親種として他にシナミザクラやカンヒザクラもかかわっているため、さらに小高木で箒状(↓)の傾向が強く出ています。
枝はすっと伸びて促成栽培も効くため切り花用として栽培されています。
親種のシナミザクラとカンヒザクラの冬芽が無毛なので、その系統からトウカイザクラの冬芽も無毛になっています。
葉痕は三角形~半円形で維管束痕は3個見られます。
(冬芽と葉痕:215種類目)
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「冬芽の詩」
「こびと」
ぼくは、こびとだよ。春をまっている!
もうすぐ 春だから がんばるぞ
芽をだして そして きれいな花をさかすよ
春になればきれいな花をさかせるんだよ
ぼくは春が好きだ
春には花がきれいだし ちょうちょもきれいだからだよ!
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※ 「冬芽の詩」は小学校の児童が私の冬芽と葉痕の写真を見ながら書いてくれたものです。
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