林床の花写ん歩(その6)は林床に咲く花ではなく、小・中高木に咲く花たち・・・
まずは、今が盛りのズミの(バラ科リンゴ属)花! 実が酸っぱいからズミ(酢実)とか樹皮を染料に使うからとか名前の由来は色々!
別名はコリンゴ(小林檎)やコナシ(小梨)・・・この木が沢山あることから地名となった上高地の小梨平は有名だね!
(↓)こちらはエゾノコリンゴ・・・ズミと同じくリンゴ属、中部地方以北に多く、北海道に多いから蝦夷が付いたんだね!
同じくバラ科のウワミズザクラ(ウワミズザクラ属)も満開! 穂状にたくさんの花をつけるのが特徴で、蕾や実を塩漬けにしたものは杏仁子(あんにんご)と呼ばれ食用にされる。
アケビも満開・・・淡紫色の花で花序の基部に雌花を付け、その下に雌花より小さい雄花をたくさん付ける。 葉は五小葉で葉縁は全縁!
参考にミツバアケビの花を掲載・・・花は濃紫色で、葉は名前のとおり三つ葉、葉縁は波状の鋸歯がある。
小さな紅色の花をひっそりと咲かせているミヤマウグイスカグラ・・・花柄や花筒に毛が有るのが特徴で、同じ仲間のウグイスカグラは無毛!
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