ヘクソカズラの花が可愛いので写真を撮影していたら、変形した蕾が目に付きました。
直感的に虫えい(虫こぶ)と分かりましたが、こんな臭いの強い植物にも虫が寄生することにマニアックな私は感激です。
ヘクソカズラツボミマルフシは名前のとおり蕾の基部が球形に膨らんだ凸型です。
普通の蕾は下の写真のようにスマートなのですよ。
えい形成生物はハリオタマバエ科のタマバエの一種だそうで、1cm足らずの虫えいの中には1~10匹の幼虫が入っています。
虫えいを切断してみると橙色の幼虫が這い出してきました。結構動く速度が早いので驚きです。
生活史は不明で8月ごろ虫えいが目立つようになって9月には虫えいに孔をあけて幼虫のまま脱出するそうです。
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