
6月9~10日に森林環境論で歩いてきた尾瀬で見かけた動植物シリーズです。まずは「樹に咲く花」と「動物」編です。今回は温暖化の影響なのか花が早く咲いてしまったようで6月上旬で何時も見られるような花が少なかったですね・・・
さらに6月3日に遅霜が降りたそうで木々の新芽や花が枯れてみすぼらしくなっていました。カメラもコンデジなので画像もあまり良くありませんが、記録写真と思ってみて戴ければ好いかなと思います。
まずは森林内に咲くオオカメノキ(ムシカリ)ですがほとんど散ってしまっていました。名前の由来は葉がカメに似ていて大きいからとか言われていますが「大きな莢蒾の木」からの転訛が正しいかもなんて思っています・・・
花序が垂れ下がらないのが特徴的なカエデの仲間にはカラコギカエデやヒトツバカエデなどがあって(↓)このオガラバナもその一つですね・・・
同じく花序が垂れ下がらないカエデの仲間でミネカエデ・・・コミネカエデは花序が垂れ下がっています。コミネカエデのほうが花が小さく数が多いかな・・・
やはり森林内に多いムラサキヤシオツツジ・・・これもほとんどの木では咲き終わっていました。
レンゲツツジもほぼ終わりで尾瀬ヶ原のものは霜で茶色くなってしまっていました・・・
萼片が細長いガクウラジロヨウラク・・・
こんなに小さくても木なのです。ヒメシャクナゲも花が終わっていました・・・
これも小さいけれどツルシキミ・・・
バラ科のナナカマド・・・
本来はもっと高地にあるタカネバラなのですが弥四郎小屋の前に植えられていました・・・
林縁部や拠水林に多いズミの花も終わり・・・
日本海側に多いタニウツギ・・・
動物ではチャイロヒダリマキマイマイ・・・
尾瀬にはタゴガエルやヤマアカガエルなど数種のカエルがいますが、その一つでアズマヒキガエル・・・
木道で死んでいたヒミズです。モグラよりも浅いところに穴を掘って活動していてほとんど外に出ないので「日見ず」なのだね・・・前足が小さく尻尾が長くブラシ状の毛が生えているのが特徴です。
次回は草花編です・・・
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