私が暮らす地方ではクマノミズキとミズキが隣り合わせで生えていたりすることが多いのですが、今はクマノミズキの花が満開・・・とある小さな橋の上下流でクマノミズキとミズキが生えていて、それも車の往来が少ないので橋の欄干から手に取ってじっくり観察できる場所がありました。
一ヶ月ほど前には同じような樹姿のミズキが下流側(左)で咲いていたのですが、こちらは既に青い実を付けていました。↓ミズキ・・・
クマノミズキの特徴は葉や枝が対生することや葉身が細いとか葉柄が短いとかの特徴がありますが較べてみると個体差があって対生か互生か以外の特徴は判別には微妙なような気がします。
↓クマノミズキの花はミズキの花とよく似ていますが花期が約一ヶ月遅い6月中旬~下旬に咲くから容易に区別できますね・・・
クマノミズキの枝は対生(↓)・・・
ミズキの枝は互生・・・
クマノミズキの葉は対生(↓)・・・
ミズキの葉は互生で枝先に輪生状に集まります・・・
そして、冬芽はクマノミズキは先端が尖った裸芽(左)、ミズキは先端が円い長楕円形の鱗芽(右)・・・
同じ仲間でも随分と違いがあるものですね・・・
「にほんブログ村ランキング」に参加中です。下のバナーを押して応援よろしくお願いします。(3071話目)
「人気ブログランキング」にも参加しています。こちらも応援よろしくお願いします。
樹木の葉 実物スキャンで見分ける1100種類 (山溪ハンディ図鑑) | |
クリエーター情報なし | |
山と渓谷社 |