先日の玉原(ブナ平~玉原湿原)で行われた自然観察会で見かけることができた虫えい(虫こぶ)の第一弾は「ナラハヒラタマルタマフシ」です。
名前を分解すると「ナラ(ミズナラ)+ハ(葉)+ヒラタ(平ら)マルタマ(丸玉)+フシ(五倍子)」ということになります。丸玉なのに「ヒラタ」が付くのは成熟前は葉に付く部分が平らで扁平な形になっているからなのです。
ナラハヒラタマルタマバチによってナラ類につくられる虫えい(虫こぶ)で、黄白色~桃白色~赤色をしていて表面は平滑で透き通るような輝きがあります。日に当たる部分は往々にして赤く染まってきます。黄白色の輝き、そして赤い透き通るような輝きは宝石(最初は真珠、そしてルビーに・・・)のように見えませんか?
7月頃から出来始め8~9月には幼虫が入ったまま落下し、褐色になり、その中で幼虫は成長を続け越冬します。翌春に蛹化して4~5月に羽化するようです。
1499話目です。何時もご支援ありがとうございます。の文字またはバナーをポチッと一押しお願いします。
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もう少し横から撮らないとダメですね。今度は横顔を撮ります。
しかしまぁ、見事に真ん丸になるものですね!「ヒラタ」のイメージは無いですね(笑)