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この秋以降で初めて冬型になって強い北風が吹いたためか、一昨日はイチョウ並木ではビニール袋やポリバケツを片手にギンナンを拾う人たちが沢山いました。
会議を終わって職場に戻ってくると強風に飛ばされてきた面白い種子が落ちていました。葉の下に小枝が出て種が幾つか着いている様に見えるこの種子はシナノキ科特有の形です。職場にはシナノキもボダイジュも両方あるのでどちらのものかなと思いましたが、風の方向からシナノキの種子のようです。
この種子は葉のような総包葉が一枚着いていて「くの字」に曲がり、曲がり部分の下に付いた種子との微妙なバランスでプロペラのようにくるくる回りながら風に飛ばされて遠くまで運ばれる「風散布型」と呼ばれる種子散布戦略を持っているのです。
試しに放り上げて落ちてくるところを撮影してみました。着地寸前にやっと撮れましたがピンボケでした。
自然界の巧妙な技には何時も感心させられてしまいます!
下の2枚の写真はボダイジュの種子ですが、シナノキとの違いは良く分かりませんね。
県民の日の今日は忙しかったのでは?
種子を飛ばしてカメラを構えてもファインダー内に入った時は落ちていて何度も何度も・・・暇人ですね!
県民の日は仕事・・・私の職場の一般公開は11月3日に行います。時間があったらどうぞ!