しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

正規社員と非正規社員

2008年08月02日 | Weblog
厚生労働省の平成19年賃金構造基本統計調査によると、大企業の正社員平均賃金
は月40万8900円、非正規社員の平均賃金は23万4600円。
また、従業員が100人以下の小企業の正社員の平均賃金は月30万1700円
ボーナスも含めた年収ベースでは大企業正社員との格差は更に拡大する。

大企業の非正規社員と小企業の非正規社員の平均賃金の格差は少ないようです。
非正規社員の多くが嘱託職員ですがこの賃金ベースは大企業小企業とも格差は少なく、派遣元の会社が同じこともあり勤務環境としては非正規社員の場合小企業で働いた方が賃金格差を意識しないで済みそうです。
格差の大きな派遣さんではパート従業員の問題が大きいようです。

時給700円で一日8時間働き月22日の平均稼動日数の場合は12万3000円。この手のパートさんの比率も最近高まっております。勝ち組負け組意識はカルチャースタデーズ研究所が行った調査で20台後半の男性の49.4%30代男性の46.3%が「自分は下流である。」と回答。負け組意識が拡大している。

小生の職場でも半数以上が非正規職員です。小生は負け組を自覚いたしておりますがこの数字の怖い点は若年層にすでにこの意識があることです。小生が負け組を意識したのが病気が発病した40代以降であります。

若年層がすでに負け組意識を持って就労している社会の未来はあるのか。
夢も希望もない日本の格差社会の将来が本当に心配です。
定年をまじかに控えたおじんの老婆心でありました。

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