しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

還暦過ぎたら遺書を書け

2009年09月13日 | Weblog
60歳(還暦)はひとつの区切りです。会社も定年となる職場が多数です。

この年代を契機に第二の人生がスタートするケースが多いと思います。
男性で20年、女性で30年弱の新たな人生を展望できます。

ここで一区切りして家族に大切な家庭の事情を考えてもらい、将来の展望を見越した備えが必要となります。

税法上からも、相続について研究することが大切と思います。配偶者の法定相続額1億6千万円。税法上、民法上の基礎控除額も当然研究対象ですが、自筆遺言書の
記入要件もしっかり確認しましょう。

自筆遺言書があり、家庭裁判所で検認を受ければ法定相続額に優先して決まってゆきます。家庭環境の複雑な場合、この遺言書の有無は大きな差となります。
定年を直前にお亡くなりになる方をよく見聞きしてまいりました。
甚だしいケースとしてお酒が下戸なのに、退職祝いだと職場で度重なる送別会に出た方が急性アルコール中毒でお亡くなりになった事例も目にしました。
このような急な場合は遺書もありません。

還暦を期に自分の身の回りを整理して書き出す。それに見合った遺書を書く。
当然自分が死を身近に感ずるからということでなく、保険と同じような意識で万が一の場合に備える。これは必要と思います。

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