しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

過渡期を迎えた老人クラブ

2009年09月27日 | Weblog
老人クラブは高齢者の自主組織として第二次大戦後おおむね1947年頃千葉県で結成、全国に広がった。

63年には「老人福祉法」に貴づき、公的補助がスタート、おおむね60歳以上、50人から100人程度、徒歩で集まることができる小地域での組織を原則としている。

全国では12万2153クラブ、762万4千人(平成20年3月末現在)となっている。

加入率(60歳以上人口に対する加入者の割合)は30年ほど前をピークに減少に転じ、50%前後あったものが30%前後まで低下している。

年代も60代の未加入者が増加し、加入者の中心は75歳から80歳が中心となっている。団塊の世代が年金制度の給付年齢の引き上げでいまだに働いている人が多く、加入率に影響している。核家族、高齢者だけの世帯が増え、自分が高齢者と自覚しにくい社会となったことも一因との指摘もある。

趣味や価値観の多様化、カルチャースクール教室通いで地域限定活動である「老人クラブ」への抵抗感となっているようだ。

「老人クラブ」という名称も入りたくない理由の一つ、
シニアクラブ、マチユアクラブ、ローカルエリアクラブ、エイジドクラブ、等
時代に合ったネーミングで再スタートする時期にきているのでは?
と思うところです。

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