しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

大雪と倒壊

2012年01月28日 | Weblog
新潟地方は大雪となった。3年連続である。
平野部、海岸部はそうでもないが山間地は1メートルを超えている。
小生の暮らしている新潟市は比較的小雪だ。
それでも車のタイヤが半分隠れる程の積雪となっている。
坪庭の灯籠の上に載っている雪帽子が可愛い。


積雪が重なるとかなりの重さとなる。雪降ろしのできない家は倒壊の恐れすらある。
小生の住む町内には問題となっている「廃屋」がある。
最後の居住者が死亡して数年経つ。所有者が死亡して37年経つ。
町内で問題となって5~7年経過した。

この間、法務局、行政への陳情、警察、消防署への届出、法務局、資産税課、廃棄物対策課、地域課、総務部安心安全係等相談。民生委員、司法書士、不動産業者、区長への陳情等あらゆる手を尽くしている。
70人にも及ぶ法定相続権者への調査、相続放棄への案内、家庭裁判所への法手続き始動を行なってきた。

ここまで難しい物件とは正直思わなかった。
地域では高齢者の単身世帯が死亡すると空き家となりがちだ。
家財すら残されたままの家すらある。遺族は解体手続きをせず放置する。
小生の住む町内会では世帯ベースでは約2割が空き家である。
ここで紹介する廃屋は一部に過ぎない。

この問題は廃屋を放置できる法整備の問題と解体よりも放置した方が有利な
固定資産税制度、役所の縦割り行政と相続権問題等々多くの難問が顕在する。

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