昨晩(3月16日)新アララギ会員で、福島原発を短歌で告発し続けた歌人、佐藤祐禎さんのお通夜が原発からの避難先であるいわき市で営まれました。
会場には佐藤さんの歌集『青白き光』も置かれ、福島の原発事故後に作った歌も含めて次の6首が掲示されていました。
・いつ爆ぜむ青白き光を深く秘め原子炉六基の白亜列なる
・思ひ出すごとく言葉を交はしつつ夕暮るるまで妻と種子まく
・ああ今日がわが家の今生の見納めか先祖の位牌抱きて帰る
・北を指す雲よ大熊に到りなば待つ人多しと声こぼしゆけ
・二百俵売りたるわれぞ三キロの米の小袋抱へて帰る
・原発持つ町の哀れを君知らず「電気どうする」とたはやすく言ふ
まだまだこれから、真実に迫る歌を作り続けるものと期待していただけに大変残念です。
会場には佐藤さんの歌集『青白き光』も置かれ、福島の原発事故後に作った歌も含めて次の6首が掲示されていました。
・いつ爆ぜむ青白き光を深く秘め原子炉六基の白亜列なる
・思ひ出すごとく言葉を交はしつつ夕暮るるまで妻と種子まく
・ああ今日がわが家の今生の見納めか先祖の位牌抱きて帰る
・北を指す雲よ大熊に到りなば待つ人多しと声こぼしゆけ
・二百俵売りたるわれぞ三キロの米の小袋抱へて帰る
・原発持つ町の哀れを君知らず「電気どうする」とたはやすく言ふ
まだまだこれから、真実に迫る歌を作り続けるものと期待していただけに大変残念です。
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