7月3日

2007-07-03 05:36:31 | Weblog

   (山百合 赤塚植物園)


     深山百合湯の番小屋も湯気の中


     山百合や爪先立ちに渓のぞく


掲句2句は秋田の小安峡温泉の景色
これは体験的なヒントです
植物を詠む場合、特徴的な大きさ、色、柄、匂いなど
ある場合はそのまま詠めます、しかし特徴が強いために
誰にでも同じ感覚を与えてしまう傾向にあり、例えば
薔薇に恋句、菊に弔句、向日葵に子供、などなどで、
詠むのは一行に構わないのですが、詩が膨らみません
同感、既視感を上手に逆手にとれれば成功する事も
有りますが難しいでしょう。
一般的には動きの有るものを一緒に詠みこむほうが
いいのです。試してみてください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする