(小葉擬宝珠 赤塚植物園)
束の間の日差しにひらく花擬宝珠
私にとって俳句は切って血の出るようなもので無くては
ならない。たとえ句が拙くとも・・・・
どんなに綺麗に添削されても自分の気持ちが生かされて
いなくては、自分の心を詠ったものでなくては意味がない
ある方のブログにも書き込みましたが、私が過去所属の
結社では女流俳句には特別厳しかったことを覚えている
それは女性に対する蔑視ではなく、性に甘えることなく
ならではの感性を堂々と詠むべしという教えです
私があるIT句会へ投句しはじめた頃、そこの連衆と意気
投合するまで、女性だと思われていました 俳号も句風も
きっとそれを感じさせないものだったのかもしれません
少し寂しくも思いましたが、振り返れば俳句というものの中に
男性という個性を持ち込まなかったことなのでしょうね
良いのか悪いのか・・・・