7月13日

2007-07-12 23:58:35 | Weblog

   (小葉擬宝珠 赤塚植物園)


    束の間の日差しにひらく花擬宝珠


私にとって俳句は切って血の出るようなもので無くては
ならない。たとえ句が拙くとも・・・・
どんなに綺麗に添削されても自分の気持ちが生かされて
いなくては、自分の心を詠ったものでなくては意味がない


ある方のブログにも書き込みましたが、私が過去所属の
結社では女流俳句には特別厳しかったことを覚えている
それは女性に対する蔑視ではなく、性に甘えることなく
ならではの感性を堂々と詠むべしという教えです
私があるIT句会へ投句しはじめた頃、そこの連衆と意気
投合するまで、女性だと思われていました 俳号も句風も
きっとそれを感じさせないものだったのかもしれません
少し寂しくも思いましたが、振り返れば俳句というものの中に
男性という個性を持ち込まなかったことなのでしょうね
良いのか悪いのか・・・・

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7月12日

2007-07-12 06:33:05 | Weblog

  ( 筆と絵手紙展 )


ここに来て梅雨らしい日々が続いていますが
皆様のお住まいの地区では雨の被害は無いでしょうか
お見舞い申し上げます


秋の季語に「硯洗う」というのがあります
七夕祭の前日、文事に携わる者が硯や机を洗うという
北野天満宮の神事からきたものですが・・
この季語の季感を捉えた句は少ないように思います
それだけ私たちの現代の生活にそくしていないのかも
しれません。


先日郵便局へ行った折に筆の里工房の「ありがとう」を
テーマにした墨書と絵手紙を募集というパンフを見て
掲載の拙い絵手紙を送りました 色紙大のものです
文字を書くために少しだけ高価な松煙墨を買いましたが
硯の中に溶け出してゆく墨の香りはやはり今までのものと
比べ様になく良いものです 文字は日頃からお付き合い
頂いている俳句の仲間に、長く俳句を詠まさせて頂いた
日本の四季に自然と思うままに書いたもので
「ありがとう」 は今の私の気持ちです


先日の句会の折、選評で内容の良いものは勿論、俳句は
文字にして良いもの、耳で聞いて良いものがあると言いました
こういう事も俳句の楽しむことだと思っています
現代こうしてPCで俳句をしているとますます文字は書きません
自分は字が・・・なんて言わずにどうぞ墨書をして下さい
墨汁はいけませんよ 墨をする時間を楽しんでください



 



 

コメント (2)
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