9月11日

2007-09-11 00:04:49 | Weblog

     教科書3


  「俳句のこころ  阿波野青畝」


   角川書店 昭和50年刊


俳話、俳論集ではとても理解しやすい青畝師の語りと
して書かれている。
IT句会に初参加したG句会の関係であらためて青畝師を
学んでみようと思う最中、神田の古書市で出会った一冊
です。 中でも芭蕉の言葉「この道に古人なし」の師の
言葉として説かれているのは俳句の道を目指す者には
心に強く残る。


*古い人の俳句をまねて作っていけば、伝統俳句が続いて
ゆくかというと、決してそうじゃございません。
古人の求めたるところを求める、つまりそういう人々が求め
ていたもの、どういう方向に何を表現しようとしてたか、何ゆえ
それを詩歌に盛り上げて行ったかを考えてみますと・・・*
  ・・・中略・・・・
俳句とはむつかしいものだと思われるかも知れませんが
決してむつかしいのではなく、自分の持っているだけの力で
、人まねをしないで絶えず努力してよい句を残してゆくことが
大切ではなかと思います *

コメント
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