教科書4
「俳句 四合目からの出発 阿部筲人」
ひと言で言えば「べからず集」
読み込んで行けば行くほどどんな句も当てはまって
しまうのではと思うほど・・・
「はみ出し俳句」「生ま生ま俳句」「われ俳句」「君俳句」
「ナルシス俳句」「師友俳句」・・・・・など等
本書の目的
俳壇を見渡すと、富士山の頂上十合目には、現代の
代表的な大天狗作家がA数でんと構えています
その下九合目にはB数の中天狗作家がずらりと居並んで
います。八合目には、小天狗が綺羅星のごとく、その下
七合目、六合目の坂道には烏天狗が・・・・中略
三、二、一合目の展望の利かない裾野を歩くのを止め
車を飛ばしいきなり四合目の木端天狗の仲間入りを
しなさいと言う事であります。
ころころは自句の反省(欠点探し)の為に、持って
いるようなもので、作句意欲が損なわれると感じる人も
いるかも知れません。