4月24日

2008-04-24 00:49:24 | Weblog

   ( 仲見世 夜景 )

 

 浅草に喜劇の幟つばくらめ       

 

 燈の入りて大提灯の朧かな       喜多川水車

 

昨日は夏の季語、今日は春と季戻りしてますね・・・
さて、物の本にて「夏めく」「夏兆す」のちょっとした違いを知りました。
同じように使っていたような気がします
簡単に言えば「夏めく」は夏(立夏)になってから、「夏兆す」は晩春から
初夏に入った頃の感覚でしょうか。
季語集、歳時記、などでは同じところに載っていることが多いようです


夏兆す杉の吉野の水鏡      原裕 青垣

少年の鋭角の肩夏兆す      大西泰世

 

妹山の夏めく裾の白瀬かな    田中英子

袖かろし夏めく水仕はげまされ   及川 貞

 

ほとんど変わりが無いように思われますが、「夏兆す」には直線を感じ、
「夏めく」には光を感じます。例句が少しなのでそうとも言えませんが
何かの参考に・・・・





 

 

 

コメント
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