4月12日

2009-04-12 08:34:37 | Weblog

         ( 樒・しきみ )

 

春の日のつるつる辷る樒かな (四十八歳)       小林一茶

 

樒さす手からも霧は立にけり  (四十二歳)

 

今朝の読売新聞に小林一茶の未知の句2句が紹介されていました。
縦9センチ横34センチの紙に書かれた句日記の中にあったものです
生涯二万句を詠んだといわれている一茶。日記と俳句を同じ紙に書いた
六番日記の中の句と見られています。   
    

    文化5年(1808年)4月2日(旧暦)

 

    菜の虫は化して飛びけり 朝の月

    羽根生へてな虫はとぶぞ引がへる   

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