10月 4日

2010-10-03 23:55:10 | Weblog

            ( 雑茸・菌・茸 )

 

古くは「たけ」「くさびら」と呼ばれ「きのこ」が季語になったのは江戸時代初期から
松茸・椎茸・初茸・舞茸などなど固有名詞で詠まれないものは、いわゆる雑茸
(ぞうたけ)と呼ぶ

 

月山の茸づくしの三の膳                     黒田杏子

 

山寺に僅かな茸干してあり                    高原一子

 

孤客とて樹海に生いし初きのこ                  古沢太穂

 

笑ひきの子山気の渦をなせりけり                伊藤白潮

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10月 3日

2010-10-03 01:33:51 | Weblog

            ( 巾着田 彼岸花 )

 

今週が見頃の最終と聞いて、日高の巾着田へ連衆のTさんを無理やりお誘いして
行って参りました 3年前の9月頃にも一度来てその群生に驚きましたが
今回も素晴らしい色彩とその人出に圧倒されてきました
楽しみの鉄漿蜻蛉には出会えませんでした
彼岸花の赤とその茎の緑とは人間の目の補色対比の関係にあって、尚更印象深い
景色が生まれるのでしょうね

 木の小さな洞から真白な彼岸花が咲いています きっと球根を植えたのでしょう
 その木には茸も・・何だか毒々しいです

 

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