12月 13日

2011-12-12 23:37:40 | Weblog
          ( 煤払・煤掃・煤竹・煤篭、煤湯・煤逃げ )


今日13日かつては正月事始・煤払いの日の十三日節句と呼ばれる
神事の日だったようです。
一年間の煤とともに厄を払う大切な折り目とされていて
昔は「煤竹」と呼ばれる葉つきの篠竹で埃を払うのが常で、時期になると
煤竹売りが町を売り歩いた。
手伝いをせず、埃のたっている間、子供や病人が一室にこもって避けている
のが煤逃げ・煤ごもり。済んでから入るのが煤の湯というそうです。
また煤払いで使った箒は煤男・煤梵天(ぼんてん)などともよばれ、一種の祭具
として、使用後に戸外の庭や雪の上にたてて御神酒(おみき)や灯明をあげ、
小正月には注連縄をはって模擬田植え(→ 田植え)や鳥追いのまじないをしたり
、どんど焼きでやいたりしたと言う事です


煤逃げもならず雑書に埋れをり      栗田やすし


煤払ひ神官畳めつた打ち         林 徹


玉の日のお西お東煤を掃く        大橋敦子


柳生みちより煤竹をかつぎ来し      太田文萠


管長は煤籠して在しけり         中務満智子


煤箒放り出しあり御陵みち        波多野爽波


銭湯や煤湯といふを忘れをり        石川桂郎



コメント (4)
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