棒列ね屋根より高き稲架襖 栗田やすし
夜の稲架の甘き香を子の寝床まで 細見綾子
夕稲架のあはきほてりにしばし沿ふ 八木絵馬
しばらくは新稲架として雨はじく 能村登四郎
稲架の中離れ離れに遺跡あリ 深見けん二
荒縄の結び目揃ふ山の稲架 篠田悦子
単線となりてより増す稲架の列 秋川ハルミ
どこからも海見ゆる隠岐稲架組めり 国枝隆生
稲架襖抜けて小原の芝居見に 都合ナルミ
10月23日 霜降
夜の稲架の甘き香を子の寝床まで 細見綾子
夕稲架のあはきほてりにしばし沿ふ 八木絵馬
しばらくは新稲架として雨はじく 能村登四郎
稲架の中離れ離れに遺跡あリ 深見けん二
荒縄の結び目揃ふ山の稲架 篠田悦子
単線となりてより増す稲架の列 秋川ハルミ
どこからも海見ゆる隠岐稲架組めり 国枝隆生
稲架襖抜けて小原の芝居見に 都合ナルミ
10月23日 霜降