著莪の花・花著莪・姫著莪
名園に扇子を使ふ著莪の花 細見綾子
擦れ違ふ禰宜と会釈や著莪の道 丹羽康碩
著莪咲くや川音響く塩の道 岸本典子
著莪の花藪に捨てたる鼠取り 清水弓月
絵付場の玻璃うつ雨や著莪の花 伊藤範子
浄智寺の磴の湿りや著莪の花 武藤光晴
芭蕉碑や雨に色増す著莪の花 森垣一成
白虎隊自刃の跡や著莪の花 上田博子
花著莪に沈む小ぶりの羅漢佛 巽 恵津子
花著莪や古墳に著き獣道 熊澤和代
滝壺へ降りて明るし著莪の花 大島知津
山寺のくづれし土塀著莪の花 水野時子
著莪の花旅の日焼のいさぎよし 福永耕二
童仏十万睦ぶ著莪の花 能村登四郎
あたらしき柄杓が置かれ著莪の花 川崎展宏
伊勢講の女一人や著莪の雨 加藤耕子
都にも隠れみちあり著莪の花 鷲谷七菜子
昼ひとり鍵して病めり著莪の花 岡田 和子
姫著莪の花に墨する朝かな 杉田久女
三密を忘れなく 密閉、密集、密接を避けましょう
そして手洗い、うがい、マスクの着用で自分と大切な人を守りましょう
名園に扇子を使ふ著莪の花 細見綾子
擦れ違ふ禰宜と会釈や著莪の道 丹羽康碩
著莪咲くや川音響く塩の道 岸本典子
著莪の花藪に捨てたる鼠取り 清水弓月
絵付場の玻璃うつ雨や著莪の花 伊藤範子
浄智寺の磴の湿りや著莪の花 武藤光晴
芭蕉碑や雨に色増す著莪の花 森垣一成
白虎隊自刃の跡や著莪の花 上田博子
花著莪に沈む小ぶりの羅漢佛 巽 恵津子
花著莪や古墳に著き獣道 熊澤和代
滝壺へ降りて明るし著莪の花 大島知津
山寺のくづれし土塀著莪の花 水野時子
著莪の花旅の日焼のいさぎよし 福永耕二
童仏十万睦ぶ著莪の花 能村登四郎
あたらしき柄杓が置かれ著莪の花 川崎展宏
伊勢講の女一人や著莪の雨 加藤耕子
都にも隠れみちあり著莪の花 鷲谷七菜子
昼ひとり鍵して病めり著莪の花 岡田 和子
姫著莪の花に墨する朝かな 杉田久女
三密を忘れなく 密閉、密集、密接を避けましょう
そして手洗い、うがい、マスクの着用で自分と大切な人を守りましょう