2月 20日

2022-02-20 06:15:31 | Weblog
                        蓬(よもぎ)・餅草・艾草・蓬摘む


          キク科の多年草、春に日当たりのよい原野や道端などに集団を作って生えて、高さは1メートル
          前後になり、初秋に地味な花をつけて、風媒花のため多量の花粉を飛ばす。春の地表に生えた若芽は
          食用になり、餅に入れられることから、別名モチグサ(餅草)とも呼ばれる。灸のもぐさは漢方薬の
          原料になるなど利用価値があります。



          搗き終へし杵にほのかや蓬の香          栗田やすし


         庭先の餅草摘める夕べかな            矢野愛乃


         指先に明日香の蓬匂はせて            国枝洋子


         身妊りし子とゆく土手や蓬萌ゆ          吉岡やす子


         エプロンにくるむ蓬の匂ひ濃し          玉井美智子




               



          西行庵十歩離れずよもぎ摘む            細見綾子


         ふるさとの海は鳴る海蓬餅             藤田湘子


         この頃のぐづつき日和蓬萌ゆ            坂田 玲子


         生国はここかもしれず蓬摘む            宇多喜代子


         夢の淵蓬を摘みて摘みきれぬ            草深昌子




               

           昨日も日本全国で一日80,000人近くのコロナ感染者の発表がありました
         どうぞ気を抜かずに大切な人とご自身を守るために引き続きマスク・手洗いを
         現在高止まりして減少傾向にあると言われています あと少しの我慢です
  
コメント
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