6月 11日

2022-06-11 06:13:58 | Weblog
                        夏椿・沙羅の花・さらの花


          ツバキ科の落葉高木。十メートルほどの丈になる。白い花びらに黄色の蕊をもつ。
          咲いてもその日のうちに落ちてしまう一日花。花の形が椿に似ていることから「夏椿」ともいう。
          沙羅双樹とは、夏椿のことではありません。 沙羅双樹は、寒さに弱く、日本で育てることは
          できないのです。 では、平家物語の一節に読まれている沙羅双樹とは何の木のことなのでしょう。
           実は、沙羅双樹の代用として、日本では「夏椿」が植えられていました
          ( 知識はすべてネットからお借りしています )



          あはあはと沙羅の花びら空にあり         沢木欣一


          古備前の壺に一輪夏椿              鈴木みすず


          風立ちて沙羅の花ちる万願寺           岩上登代


          磨崖仏の裂け目に咲きし夏椿           山崎文江


          本堂に遠き潮騒沙羅の花             武藤光晴




               



          花を拾へばはなびらとなり沙羅双樹        加藤秋邨


          山水の音に四五人夏椿              岡井省二


          病む僧のわれに届けし沙羅一枝          大野林火


          和紙よりも縮れ微妙に沙羅の花          山下美典


          惜みなく咲くは落るは夏椿            飯島晴子




               

               

                (沙羅双樹の花)


           昨日も日本全国で15,600人のコロナ感染者の発表がありました
         どうぞ気を抜かずに大切な人とご自身を守るために引き続きマスク・手洗いを
         あと少しの我慢です 
         ( 前週同曜日比 -3,666 )
 
コメント
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