冬至・冬至湯・柚子湯・冬至南瓜・一陽来復
今日は、今年最後の二十四節気「冬至(とうじ)」です 二十四節気「冬至」、天文的には
太陽黄経が270度に達し、太陽が軌道上一番遠くに離れています。そのため、日照時間が一年で一番
短い日になります 無病息災を願って「ん」の付く食べ物を食べると元気になるという言い伝えです
かぼちゃ(なんきん)れんこん、にんじん それと小豆粥
蔵の窓冬至南瓜は顔のごと 細見綾子
子は遠し妻と二人の冬至粥 栗田やすし
職退くと決めて柚子湯に身を沈む 国枝隆生
冬至南瓜鉈振り上げて分けてゐし 小田智子
柚子風呂の柚子手で掬ひ匂ひかぐ 太田滋子
影つれて信号待てり冬至の日 牧 啓子
ありたけの日受を村の冬至哉 正岡子規
鉈で割る冬至かぼちやのいびつなる 小田二三枝
子の臀を掌に受け沈む冬至の湯 田川飛旅子
冬至けふ息安かれと祈るかな 石田波郷
松の葉が刻む朝日も冬至かな 林 翔
柚子風呂に離れ住む子を思ひけり 藤原照子
一陽来復の意味
陰が極まって陽がかえってくること。陰暦11月または冬至の称
② 冬が去り春が来ること。
③ 悪い事ばかりあったのがようやく回復して善い方に向いてくること。と出ていました
縁談をかさね一陽来復の柱かな 田中花楠
一陽来復の雪となりにけり 久保田万太郎
一陽来復長湯を妻にのぞかるる 山口いさを
一陽来復雑木林に射す薄日 棚山波朗
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