雪蛍・綿虫・雪虫・雪婆・大綿
体調5mm前後で、全身綿で包まれたように見えるアブラムシです あの白いふわふわした物体は蝋(ロウ)
つまりアブラです。北海道から四国、九州では見られ雪が降る降らないは関係ないようです
晩秋から初冬にかけて、空中を青白く光りながら浮遊する。物に当たると付着します。
雪蛍宝物殿を出でたれば 細見綾子
掌にのせて綿虫吹けば抗へり 栗田やすし
捕へんとすれば高みへ雪蛍 河原地英武
綿虫の手より逃れて母在らず 国枝隆生
身じろがぬ牛の鼻先雪螢 小田二三枝
雪虫や目鼻潰えし道祖神 武藤光晴
雪虫のとべるに逢へり古き門 加藤楸邨
この指にとまれ夕日も綿虫も 大石 悦子
雪婆ばんばと呼ばれ漂へり 長谷川双魚
停車場の大綿まへる暮情かな 中村草田男
綿虫の双手ひらけばすでになし 石田あき子
身を飾る綿が重荷の雪蛍 岩崎憲二
サイトから一部資料・写真お借りしています
こんにちは。同年代の友ふたり妻に先立たれ
ました。男は先立たられると辛いものです。
いつかは自分の身、こうしてギネス級?
毎日の俳句、愛読の日々。お互い内助の
奥さんに感謝しだいじにしましょう。
私の古くからの大切な俳句の友達のお姉さま、妹さまが今年
続いてお亡くなりなんてお声を掛けたらよいのか
まだご挨拶も出来ていません
私たちもそれなりの年齢になってきたのですね
その方が昔に詠んだ句に
妹はずつと妹桃の花
切ない思いで思い返しています