万緑・萬緑
紅一点 「万緑叢中紅一点」の略。 中国の王安石が作った「詠柘榴詩」という詩にある言葉で、
「 緑の草むらの中に一つだけ赤いザクロが咲いている」ということを指していた。 現在では意味を転じて、
男性ばかりの中に女性が一人だけ混ざっていることや、ひときわ目立つ存在のことを言う。
万緑の中や吾子の歯生え初むる 中村草田男
この句は「萬緑(万緑)」という語を季語として初めて用い定着させた句である
万緑の目にしむ伊賀と思ひをり 細井綾子
万緑や書を借りて出る赤煉瓦 栗田やすし
万緑の正殿に置く石一つ 国枝隆生
万緑の底に瀬音と磨崖仏 内田陽子
万緑にせり出す寺の大舞台 伊藤範子
雲水の声万緑の堂に満つ 加藤耕子
万緑の仕上げの雨の五六粒 岡本 眸
水軍の島万緑に盛りあがり 西村旅翠
万緑や産声を待つ控室 浅見まき子
万緑叢中紅見えず平家村 鷹羽狩行
昨日も日本全国で94,493人のコロナ感染者の発表がありました
どうぞ気を抜かずに大切な人とご自身を守るために引き続きマスク・手洗いを
あと少しの我慢です
( 前週同曜日比 +48,680 増えています )
紅一点 「万緑叢中紅一点」の略。 中国の王安石が作った「詠柘榴詩」という詩にある言葉で、
「 緑の草むらの中に一つだけ赤いザクロが咲いている」ということを指していた。 現在では意味を転じて、
男性ばかりの中に女性が一人だけ混ざっていることや、ひときわ目立つ存在のことを言う。
万緑の中や吾子の歯生え初むる 中村草田男
この句は「萬緑(万緑)」という語を季語として初めて用い定着させた句である
万緑の目にしむ伊賀と思ひをり 細井綾子
万緑や書を借りて出る赤煉瓦 栗田やすし
万緑の正殿に置く石一つ 国枝隆生
万緑の底に瀬音と磨崖仏 内田陽子
万緑にせり出す寺の大舞台 伊藤範子
雲水の声万緑の堂に満つ 加藤耕子
万緑の仕上げの雨の五六粒 岡本 眸
水軍の島万緑に盛りあがり 西村旅翠
万緑や産声を待つ控室 浅見まき子
万緑叢中紅見えず平家村 鷹羽狩行
昨日も日本全国で94,493人のコロナ感染者の発表がありました
どうぞ気を抜かずに大切な人とご自身を守るために引き続きマスク・手洗いを
あと少しの我慢です
( 前週同曜日比 +48,680 増えています )