4月 13日

2023-04-13 06:25:25 | Weblog
                       黄沙・霾(つちふる)・黄砂・黄塵



          昨日、今日と全国的に黄砂飛来の予報が出ています 微粒子には体調を害するものあるとか
          どうぞお気をつけて  ただ俳句的には自然を体験して詠む絶好の気象現象です
          「つちふる」とは文字通り「土降る」で、漢字で表せば「霾」。毎年春、大陸から飛んでくる黄砂をいう
          俳句の季語であり 空は黄色くかすみ、大気はほこりっぽく、家の中もざらざらしますがこれは嫌ですね



          大いなる空港の空霾れる             栗田やすし


          霾ぐもり鳥屋の鵜声のけものめく         国枝隆生


          つちふるや鎧めきたる犀の肌           伊藤範子


          金印の出でし島影黄砂ふる            八尋樹炎


          黄砂降る信濃比叡の峡深し            武藤光晴


          帰り来し故国一面霾れり             河原地英武




                    



          霾りしあとからからと撒水車            加藤秋邨


          ジンギスカン走りし日より霾れり          有馬朗人 


          ビルはみな角を失ひ霾れる             山田弘子


          天覆ふ雲やかすかに黄砂降る            野見山朱鳥 


          つちふるや臥して十日のぼんのくぼ         大石悦子


          黄砂ふる子の落書のボンネット           蔵本丈晶




                    


            今日も日本全国で10,216人のコロナ感染者の発表が有りました、
            引き続き油断なく過ごしましょう
            ( 前週同曜日比 +517 人 ) サイトから一部資料・写真お借りしています
  

コメント (2)
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