6月 1日

2024-06-01 05:36:01 | Weblog
                            梔子の花・花山梔子





             今日から六月旧称では水無月の始まりです 実際の季節とは1~2か月の違いがありそうです 
             さて山梔子の花 本州の中部以南に自生する常緑低木で、高さは一~三メートル。庭木として多くの
             園芸種があり。六月~七月、枝先に香りのいい白色の六弁花を咲かせ、夜にはさらに香りたつ。果実が
             熟しても口を開かないことから、「口無し」の名がついたともいわれています。





                


                  八重くちなし




          梔子の花や帯屋の長暖簾             河原地英武


          梔子の渦にとどまる昨夜の雨           伊藤範子


          舞稽古終へ梔子のよく匂ふ            大島知津


          梔子の香によみがへる母の顔           牧田 章


          夜の公園梔子の香の濃いかりけり         山下 護


          くちなしの香りほのかや小町塚          服部鏡子





                     




          山梔子の花の晴間へ乳母車            中村汀女


          地震の中山梔子の香のはげしさよ         石田波郷


          くちなしの逢魔が時をしろじろと         下村梅子


          錆びてより梔子の花長らへる           棚山波朗


          風生れ来るくちなしの花の中           入江雪子


          秘めし忌や花梔子は雨ごもり           古賀まり子





                     




                     サイトから一部資料・写真・知識お借りしています                    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする