8月23日  処暑

2006-08-23 05:57:39 | Weblog


     火遊びの我れ一人ゐしは枯野かな  大須賀乙字

ある本の中に興味深い一文がありました。
「水明」の長谷川秋子さんが過去に読売新聞に書かれた
短歌の女性と俳句の女性という一文です。

俳壇の女性も歌壇の女性も一同するという会合に行って
みると、短歌をやられている女性はいつまでも若々しく、
そしてやや妖気が漂っているほどあでやかであり(笑)
そこへいくと俳句の女流は大変質素で、ふだん着のような
お姿で、とくにその違いを垣間見る思いがしました。

なるほど俳句は「ふだん着」の姿勢が基本にあり、
ふだん着をどう着こなすかが肝心で、その辺で
無意識の正直さがでるのだと思う。


 

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4 コメント

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そうですか。 (ころころ)
2006-08-23 21:50:18
私は歌壇の人とはお付き合いがないので

それほど承知していませんが、何故か

この一文は興味深く読みました。

男性にも違いはあるのでしょうか?ね。

私の万葉集にある興味といえば韻の美しさを

学びたいと思うことぐらいなのですが・・・

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Unknown (まるこ)
2006-08-23 21:30:42
女性における短歌人と俳句人との違いを面白く拝読しました。

私は複数の結社に所属する人の集まる句会に参加していますが、年齢にかかわらず、情念句を読まれる方はオシャレにも気遣い並々ならぬものがあり、若く見られることに命がけ、、、というふうに見えることがあります。



どちらかといえば情念をテーマにすることが多い短歌人があでやかというのにもうなづけます。
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いやいや・・・ (ころころ)
2006-08-23 19:47:47
あははは・・仰る通り!

蓼さんにはお会いしたことありませんが

充分、お句にその妖気は充ちていますし、

尚且つ肝心なところに鍵がかかってその

才能は認めていますよ。

かく言うころころは普段着しか持っていません。

子供の頃は「よそいき」という服が有りました

けどね・・・・

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ショック! ()
2006-08-23 18:47:33
近年、スカートを着たことがありません。

どこへ行くのもシーンズです。

歌人を見習わなくてはいけませんね。

ころころさんは男性だから、「ふだん着」の姿勢なんて悠長に仰ってるんです。

>そしてやや妖気が漂っているほどあでやかであり

これからガンバッテも無理ですね。(泪)
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