7月 1日

2024-07-01 05:27:54 | Weblog
                    半夏生(夏至から11日目)・半夏・半夏雨




                   


                           烏柄杓


             七十二候の一つ『半夏生(はんげじょうず)』です。半夏とは烏柄杓(からすびしゃく)という植物の
             別名で、この毒草が生ずる季節という意味です。また、田植えの目安とされ、この頃までには田植えを
             終えるべきとされていました。この日に降る雨を半夏雨(はんげあめ)と言い、この雨が降ると大雨が
             続くと信じられていました。まだ梅雨の雨が激しく降っている地方も有るようですどうぞお気をつけて
             下さい




          街の音地を這ひて来る半夏生           沢木欣一


          漱石の座禅の寺や半夏雨             栗田やすし


          隧道に苔の匂ひや半夏雨             国枝隆生


          金槌で砕く黒糖半夏生              関根切子


          丸薬の臭ひの強し半夏雨             山 たけし


          飴なめて喉しづめたり半夏生           日野圭子





                     


                      半夏生、半化粧 ( ドクダミ科の多年性落葉草本植物 




          夜へ継ぐ工煙の炎や半夏雨            角川源義


          塩嘗めて窯焚きつづく半夏生           上野さち子


          半夏生叔母の離れはその奥に           星野 椿


          何噛みて舌頭にがし半夏生            能村登四郎


          塩入れて湯の立ち上がる半夏生          正木ゆう子


          医通ひの片ふところ手半夏雨           大野林火





                     


           
             サイトから一部資料・写真・知識お借りしています             
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