12月1日

2006-12-01 23:46:54 | Weblog


   底冷えや護摩の焔あおる大太鼓  ころころ

 11月の兼題句会はやっと4句を投句する事ができました。
 その中の一句が掲句です。本来「焔」はほむらであり。「ひ」とも
 「ほ」とも読まない。しかしこの句はどうしても火群(ほむら)で
 なければ為らず、敢えて慣用として「火」と読んで頂きたい。

  ランプの焔少しゆがめる春寒く   行方克巳
  
  豆煎りの炭が焔となる初不動    伊藤いと子

  冬さうび回顧の遠ちに焔となれり  柴田白葉女

コメント
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