底冷えや護摩の焔あおる大太鼓 ころころ
11月の兼題句会はやっと4句を投句する事ができました。
その中の一句が掲句です。本来「焔」はほむらであり。「ひ」とも
「ほ」とも読まない。しかしこの句はどうしても火群(ほむら)で
なければ為らず、敢えて慣用として「火」と読んで頂きたい。
ランプの焔少しゆがめる春寒く 行方克巳
豆煎りの炭が焔となる初不動 伊藤いと子
冬さうび回顧の遠ちに焔となれり 柴田白葉女
底冷えや護摩の焔あおる大太鼓 ころころ
11月の兼題句会はやっと4句を投句する事ができました。
その中の一句が掲句です。本来「焔」はほむらであり。「ひ」とも
「ほ」とも読まない。しかしこの句はどうしても火群(ほむら)で
なければ為らず、敢えて慣用として「火」と読んで頂きたい。
ランプの焔少しゆがめる春寒く 行方克巳
豆煎りの炭が焔となる初不動 伊藤いと子
冬さうび回顧の遠ちに焔となれり 柴田白葉女