1月 11日

2022-01-11 05:55:01 | Weblog
                   冬銀河・冬の星・寒星・凍星・星寒し・星冴ゆ・荒星・寒昴


          荒星とは木枯しの吹きすさぶ、荒れた夜の星。《季 冬》
          冬銀河とは冬の夜空にかかる天の川のこと。冴え冴えとした趣がある。秋の天の川と違っていくらか
          明るさが弱い。《季 三冬》
          凍星とは空気が凍りついたように冴え渡る冬の夜空の星。《季 冬》
          寒昴「すばる」はもともと日本語で星が集まってひとつになるという意味でプレアデス星団のこと。
          おうし座の中に位置し、蒼白い星が六つほど固まって見えるので六連星(むつらぼし)とも呼ばれる。
          すべてネットからの書き写しですが季語の本意を理解しつつ掲句を鑑賞すると少し違った趣を感じます




        再びは生れ来ぬ世か冬銀河         細見綾子


       凍星や杉の木立の軋む音          関根切子


       炊出しの列に寒星瞬けり          ころころ




          



        寒星をつなぐ絲見ゆ風の中         福永耕二


       冬銀河一糸ほつるることもなし       小川軽舟


       誘われて荒星覗く旅にあり         金子兜太




          

          ふたたび全国的にコロナ感染者が増えつつあります
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1月 10日

2022-01-10 06:04:50 | Weblog
                       成人式・成人の日


                2022年 新成人の皆さん、おめでとうございます
         新成人が一堂に会して行う成人式の発祥は、1946年、埼玉県の現 蕨市で開催された「青年祭」
         だと言われています。 それが全国に広まり、1949年の1月15日が「成人の日」と制定されました。
         成人の日を1月15日に定めたのは、元服の儀を新年最初の満月に行う風習があり、それに由来しているためです。
         成人の日は、日本の国民の祝日の一つでありハッピーマンデー制度によって1月の第2月曜日があてられています。
         1999年(平成11年)までは1月15日でした。




       成人式羽織着し子の背広し          小島千鶴


       防大の子の敬礼や成人日           中野一灯


       あどけなき面影とどめ成人の日        松永和子




               



       道に弾む成人の日の紙コップ         秋元不死男


       山に来て成人祭の焚火あと          吉田鴻司


       成人の子の出づる道雪を掃く         加藤耕子




          

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1月 9日

2022-01-09 06:12:59 | Weblog
                       氷柱(つらら)・垂氷(たるひ)・銀竹


        絶壁に青く透きたる滝つらら        栗田やすし


       寒天小屋箒に小さき氷柱垂る        矢野孝子


       マニ車廻す氷柱を切り落とし        都合ナルミ




               



        千本の氷柱の中にめざめけり        有馬朗人


       人泊めて氷柱街道かがやけ         黒田杏子


       北丹後ぴかりぴかりと氷柱に日       宇多喜代子




          

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1月 8日

2022-01-08 05:36:54 | Weblog
                       早梅・冬の梅・梅早し・探梅・梅探る


        早梅やくちびる朱き童女仏            沢木欣一


       探梅行まぶしき湖につき当たる          下里美恵子


       たもとほる土橋石橋梅探ぐる           ころころ




          



        早梅の発止発止と咲きにけり           福永耕二


       わが胸にすむ人ひとり冬の梅           久保田万太郎


       梅早し眠りて赤子昼湯浴ぶ            秋元不死男




          

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1月 7日

2022-01-07 06:03:53 | Weblog
                       人日の節句・人の日・七種・七日正月


          ≪霊辰(れいしん)、元七(がんしち)、人勝節ともいう≫
          人日 <一月七日のこと。五節句のひとつで七草粥をいただく。中国からわたってきた習俗で
          漢代からあったとされる。丘に登る登高の行事も行ったという。>




       七草粥に能登塩田の塩ちらす           細見綾子


       漉舟の底に陽がさす七日かな           栗田せつ子


       人日や鳥獣戯画を見て飽かず           平松公代




          



       苞とけば七草の菜の青ひらく           能村登四郎


       人日の手の平に汲む神の水            川島維春


       うごきそめし影に朝靄七日粥           桂 信子




          

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1月 6日

2022-01-06 05:49:14 | Weblog
                       買初・初買い


       買初は金魚の餌と旅の本          栗田やすし


       買初はやげんの七味唐辛子         岸本典子


       買初の匂袋や神楽坂            鈴木みすず




          



       年の瀬に買ひ惜みしを買初に        林 翔


       子に似合ふネクタイ母の買初は       堀口婦美


       買初の釣銭折り目なき紙幣         田中俊尾




          

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1月 5日

2022-01-05 05:46:30 | Weblog
                       小寒・寒の入・寒に入る・寒


          「小寒(しょうかん)」は、季節の指標である「二十四節気」の23番目の節気。
          「寒さが厳しくなる時期」という意味で、2022年は1月5日(水)~1月19日(水)までです。
          小寒の初日を「寒の入り(かんのいり)」といい、そこから立春までの約30日間は「寒中」
          「寒の内」と呼ばれる1年で最も寒さの厳しい時です (ネットから知識お借りしました)



       寒の水張つて真鯉の泥吐かす            下里美恵子


       白粥の米粒光る寒の入               垣内玲子


       小寒の日射し鋤き込み畝立つる           上田博子




          



       寒の入朝日も道もまつすぐに            岡本 眸


       剣道のたたんと進む寒の入             正木ゆう子


       小寒となりしは名のみあたたかや          星野立子




          

         
          また少しづつコロナ感染者が増えつつあります
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1月 4日

2022-01-04 05:40:44 | Weblog
                       福寿草・元日草


       福寿草ひらききつたりまぶしかり         細見綾子


       母老いて忘れ上手や福寿草            清水聡子


       全身で喜ぶ赤子福寿草              足立サキ子




          



       下町や軒端の鉢の福寿草             石塚友二


       妻の座の日向ありけり福寿草           石田波郷


       一輪や元日草の名にかなひ            深見けん二




          

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1月 3日

2022-01-03 06:20:14 | Weblog
                        正月三日


       胃薬にむせびてゐたる三日かな         河原地英武


       三日はや金網に蛸のばし干す          国枝隆生


       三日はやダンスに夫と誘はるる         岸本典子




          



       西行庵雪が浄めし三日なり           福永耕二


       誰も来ぬ三日や墨を磨り遊ぶ          殿村菟絲子


       三日はや暁闇洩るる杜氏の唄          小坂 灯村




          

          終息に向かうように見せて少しづつコロナ感染者が増えつつあります
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1月 2日

2022-01-02 06:36:56 | Weblog
                       正月二日


       青空へもぐら顔出す二日かな           沢木欣一


       二日はやわが庭に来る夫婦鳩           栗田やすし


       京干菓子提げて母訪ふ二日かな          倉田信子




          



       蜑が妻二日の凪に麦踏めり            水原秋桜子


       元旦の鯛焼き返す二日かな            角川春樹


       若き日の映画も見たりして二日          大牧 広




          


          一見終息に向かうように見せて少しづつコロナ感染者が増えつつあります
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