チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

徴のわけ

2011年06月15日 18時16分51秒 | 日記
判りましたよプチ捻挫
草を取りながら友人と「M妃」の噂話していたんですよ
・覚悟が無いね
・腹が据わっていない
・日本をもっと愛して欲しい
などなど
まるきし井戸端会議

コレに我がウーチャンがバシッとチャコちゃん先生に
鉄拳を振るった

朝東京駅から皇居に向う途中に気がついた

というわけで今日は全く噂話はしないで過した
基本的に陰口、悪口、噂話は不得意
其れなのにこと「公」の人のこととなると
舌鋒鋭くなるしかも止まらない

コレもやめるべきことなのだと判った
どんな些細なことでも曲がったことには必ず徴が現れる
ありがたいことだ
こうやってチャコちゃん先生の不足な部分が手直しできてくる

今日は勤労奉仕二日目
「桑畑の整理をしたい」と思っていたら
なんと今日は一日桑畑で作業

皇后陛下はことのほか養蚕に熱心で
毎年春蚕を飼育していらっしゃる
丁度春蚕が繭を作ったので桑は剪定されて次を待つ

剪定された桑の木の下にはしたたかな雑草が蔓延っていた
私達はその雑草を抜き
更に落ちて枯れた桑の葉を整理する

新しい苗もあり
其処では下のほうの葉っぱをはさみで切り取る

来年もこの樹に桑の葉が広がる
「小石丸」クンのためによろしくといいながら雑草を抜く

「たしか天蚕も飼っていらっしゃいますよね」
天蚕は天敵から保護されて広い温室でゆったり育てられていた
クヌギの樹の葉っぱは見事に齧られている
よくよく見ると直径2センチほど長さ8センチくらい
「もうすぐ造繭が始まります」

天蚕は10キロほどの糸が取れるという
桑畑の傍に天皇陛下が手植えなさった稲田がある100キロの生産
ここで取れるお米は宮中の祭祀用に使っている
他にもあわやうるちなど五穀も地産地消だ

この東京の真ん中わずかな場所で
本当の日本が脈々と息づいている
Ⅰ年のうち100日以上はこの皇居の中で祭祀が行われている
まさしく日本は祈りの国なのだと思う

更に宮中行事でよく見る盆栽
これも皇居内で育てていた驚いた
600年前の盆栽
三代将軍徳川家光が愛した「三代将軍」の五葉松は見事
300年この地で何を見続けてきたのかーー

平安時代から続いている祭祀を
昔どおりに何一つ変えず
お供え物の数々もこの地で生産し

ひたすら祈り続ける天皇陛下
其れを手助けするお傍の人たちに感謝をささげる皇后陛下

この日本が更に素晴らしく思えた皇居勤労奉仕ではある
コメント
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