麦が美しい金色に輝いている
俳句の春の季語が「麦秋」
秋には「竹の春」という季語もある
なんで春に秋とつけ
秋に春という
日本の言葉はかくもややこしく美しい
麦の側に立ったら黄色く色づくのは自分の命の秋
竹の気持ちになったら秋に葉が入れ替わるので成長を始める春に自分がなった感じ
日本語は相手側の立場になって作られたものと
文字に意味を持たせて単語にした言葉がある
そういう言葉を日常に話していることで頭の訓練をしているのではないだろうか?
こういうややこしい言葉を話せる民族は他にあまりなさそうだ
日本語は美しいけどややこしい
日本人もややこしいーーそういう言葉を駆使してるから
人は言葉で傷つくことが多い
傷つける言葉はたくさんあるがそれと同じくらい人を気持ちよくさせる言葉も多い
人を気持ちよくする言葉の使い方を教わった人は少ない
黄金色に輝く麦畑を眺めていて
つくづく気持ち良い言葉を使う練習をしなければと思った
#麦秋 #竹の春 #言葉#黄金色 #日本語 #中谷比佐子