考えたら奇跡の連続の中で我が命がある
幼い子が片言を喋り始めたとき
「あなたどこからきたの?」と聞くとタイミング良ければ
「かちおびやとかあんどろめだ」と答えてくれる
「お母さんのお腹の中」なんて答える子はまずいない
しかしきちんと言葉を話し始めるともう聞けない
聞くときは子がなにかに夢中になっていて集中しているときが一番答えてくれる
フット腹から言葉が出るようだ
聞いたからと言ってなにかがあるわけではなく
人間の命は宇宙からの授かりものだと敬虔な気持ちになるだけだ
その気持を大事にして人の命はもちろん自分自身の命も大切にしたいと改めて思う
子は10ヶ月間母のお腹の中で成長をしている
母と子の蜜月状態である
子にとって母はすべて宇宙そのものだ
しかしお腹の外に出てしまうと母は自分ばかりにかまっていられなくて
父親の世話を始め多種多様の仕事の中に生きているのでこ子と母の蜜月状態は続かない
大人たちはそれが当たり前の日常だが
子にとっては考えもしなかった母の裏切りとなる
それぞれの出所の星か月から地球めがけていえ母親めがけてやってきたのにこの母の冷たさは何?
このとき受けたショックがその子の一生を左右する
自分の母を始め大勢の中で自分中心にときが回っている子は愛をたっぷりもらって健やかに伸びていく
ある時チャコちゃん先生はその事に気が付き母親を天敵と思うことの間違いをしっかり認識した
つまり自分が母を選んでこの地球に出てきたのだから母親から何を学ぶかを注意深く研究しなければいけない
他に好奇心を向けている場合ではないのだ!
母が生きた明治、太正、昭和そして敗戦後の日本
男中心世界から男女平等子と親の関係の変化激動の女人生を母たちの世代は過ごした
しかもサラリとさり気なく
この賢さと腹の座った日本のお母さんをとことん学ぼうと思う
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