本日(2022.5.12)足立区の北千住駅からすぐのところにある足立学園中学・高等学校の学校説明会に行ってきました。
線路を挟んで反対側にある潤徳女子高校にはよく行くのですが、足立学園に来るのはかなり久しぶり。
そんな私が今回足立学園にいこうと思ったきっかけは、仲良くしていただいている越谷の教学館の木下先生から、
「校長先生が変わって、学校の雰囲気が変わって、面白くなってきたよ」
という言葉を聞いたからでした。
そんなきっかけがあったので、どんな学校なのだろうと、わくわくしながら久しぶりに足立学園の門をくぐりました。
説明の中で校長の井上先生は、「志」という言葉を盛んに使っていらっしゃいました。
「ただ偏差値が高い大学に行くことを目的とするのではなく、好きなことを掘り下げていくことで社会貢献ができる『志』をもった生徒を育てたい」
そのようなことをお話しされていました。
偏差値や合格者数は、学校を評価するうえではわかりやすい指標の一つではあります。
ただ、その指標をあげるためだけに邁進してしまうと、ややもすると大学受験がゴールになってしまい、
せっかく合格した大学での生活をふいにしてしまう、そんな話も聞いたことがあります。
その点、足立学園では、
「好きなことをやって掘り下げて、それを社会貢献につなげていく」
ということをコンセプトとした「志に根ざした教育」を実践することで、
単に偏差値が高いとか有名だというだけで大学を選ぶのとは一線を画した大学進学への教育を行っている、そのように感じました。
↑もうすぐ創立100年を迎えるそうです
大学受験でも就職でも
「何を学び、何をやったのが問われる時代」になったといわれます。
高校生という、人生において最も成長するこの時期に、こういったことを考える機会があることは、
大学受験、そしてその先の社会に出てからの“自分”というものを築き上げていくうえで、大きな経験になるのではないか、そのように思いました。
説明会後に校内見学をさせていただきましたが、すれ違う生徒さんたちが皆きちんと挨拶をしてくれたのも印象的でした。
今まであまりよく知らない学校だった足立学園、
今日はその良さの一端をみられたような気がしました。
↑半地下の自習室。なんと朝7時から開室。広々していて落ち着いて学習ができそうです。