高校入試の合否は何で決まるのか?
皆さんがパッと思いつくものは「当日の試験結果」でしょうか?
もちろんこれはこれで正しいのですが、実は調査書(いわゆる内申書)も大きく影響してきます。
そのような話を、先日の理社国授業の際に3年生の皆さんにお話をしました。
埼玉県の公立高校は、「内申点:当日の試験結果」の比が学校によって違います。
内申点が重視される学校もあれば、当日の試験結果が重視される学校もあります。
ただ、その割合こそ各学校ごとに違うものの、必ず内申点と当日の試験の結果の両方を使うことになっており、
その意味で、内申点を無視して合否を語ることは不可能です。
↑公表されている資料をそのままグラフにするとこうなるが…
内申点をどう扱うのか、
今回3年生の皆さんにお話をしたのは、この“盲点”の部分についてです。
その盲点の部分を一般的に話すだけではイメージが湧きづらいと思いますので、実際に数値を入れてシミュレーションしてみました。
とある高校を受験することになったAさんとB君。
この二人が受験したら、内申点の差はどれくらいになるのか、
そういうシミュレーションをやってみました。
今回のシミュレーションは、あくまで私の推測による数値を使っているため、動画にはできない部分があります。
そういった理由で、今回の内容は塾生だけに限定して一般への公表は致しませんが、
ただ、シミュレーションとはいえ、これまでの30年近い塾講師としての蓄積や、方々への取材に基づいて数値を立てているので、
それなりに信憑性のあるシミュレーションになっていると思います。
今回のシミュレーション、
話を聞いてくれた生徒さんは、きっと驚いたのではないかなと思います。
「見た目の内申点は同じ二人でも、内申点の段階いいかえれば、受験をする前の段階で、もうこんなに差がついてしまっている。これを当日の結果で逆転するのはかなり大変」
そんなことに気づいてくれたのではないかなと思います。
入試は当日の試験の結果だけで決まるものではない。
日々の学校生活を充実させていった生徒さんが一番強い。
そんなことに気づいてもらえたらと思います。
ゴールデンウイークが終わると中間テストのシーズンが始まります。
まずはこの中間テストから、入試への合格への道が始まっていることを意識して、取り組んでいってもらえたらと思います。
※2・3枚目の写真はイメージです。
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