当塾のある地域は、1つの中学校はゴールデンウィーク明けにすぐ中間があり、もう1つの中学校は5月31日に中間テストということで、今の時期はちょうど中間テストと中間テストの間、という時期に当たります。
先に終わった中学校の皆さんは、テストの結果や個票なども返ってきています。結果はもちろん大切ですが、それだけに目を奪われないように気を付けてください。以前のブログにも書きましたが、この結果をどうやって次につなげていくかが大切です。
5月31日に中間テストを控えている皆さんは、先に終わった学校の生徒さんに中間テストをやってみて気づいたことを聞いてみると良いと思います。うまくいったところや課題を聞くことで、これからの自分の学習にも応用ができるのではないかなと思います。
こういったテストできちんとした結果を出しているなあという生徒さんには、共通した特徴があると思います。その1つに、どんな問題が出たのかに合わせて、それに合わせた取り組みをしているということです。
スポーツの世界では、試合前に相手に対してどのように攻めていくか、そんなことを話し合うミーティングが行われることがあると思います。
相手の攻撃の特徴、守備の特徴、強そうな選手、試合運びの特徴…などなど、
相手チームの研究を行うのではないでしょうか。
そのうえで、自分たちのチームの良いところ・課題を踏まえて、どう攻めるかの戦略や戦術を考えていくと思います。
実はこの考え方、勉強も全く同じだと思います。
1学期の中間テストを終えた皆さんが今すべきことは、まさにこれと同じことだと思います。
先生はどんなどころから問題を出してきたのか・ワークやプリントから出題する・黒板などに書いた内容から出題する・さりげなく話した内容も出題する・入試問題など、教科書外からも出題するどんなレベルの問題を出題したきたか・ワークをやっておけば対応できる・教科書の問をやっておけば対応できる・教科書の応用や章末問題をやらないと対応できない・入試問題のレベルまでの学習が必要
など、相手(出題する先生)がどんな問題を出してくるのかを知ることで、これから自分がどんな攻め方をすればよいのかがわかるのではないかなと思います。
戦略を立てて戦術を考えるのは、スポーツの世界だけの話ではなく、テスト対策の勉強も全く同じです。返ってきた答案に見向きもしないようでは、自らチャンスを失うようなものです。返ってきた答案用紙には、次のテストにつながる情報がたくさんあるということです。だからこそ、やり直しは大切です。
テストが終わって返ってきた皆さん、終わったからノーサイドではなくて、ここからが本当の勝負ですよ。自分の課題としっかりと向き合いながら、次へとつなげていきましょう!