゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

寝過ぎ、寝不足は糖尿病の元

2008-04-01 17:00:00 | 健康・病気

6-8時間眠り生活習慣病予防、日大講師が分析

睡眠が長すぎても短すぎても糖尿病になりやすく、1日5時間未満                            では肥満になる確率が高いなど、睡眠と生活習慣病が関連すると                            の研究結果を兼坂佳孝日本大講師(公衆衛生学)らがまとめ、発表                           した。睡眠時間が短い人と長い人は死亡の危険が高いことは知られ                           ているが、生活習慣病の予防にも健やかな眠りが重要なことを示し                           た形だ。兼坂講師らは、地域の検診デ-タ(約千人)や職場の検診                            デ-タ(約二万二千人)などを分析。糖尿病は、睡眠が6時間以上                            8時間未満で最も少なく、6時間未満や8時間以上だとその3-5倍                            だった。男性勤務者を対象にした継続調査では、睡眠5時間未満の                           人は、7年後に肥満になる危険性が5時間以上の人の1・2倍になり、                         糖尿病などの生活習慣病にもなりやすかった。また太った人は、7年                           後に睡眠が5時間未満になる確率がやせた人の1・2倍だった。動脈                          硬化の原因となる脂質代謝異常は、成人女性の場合、睡眠6時間以                          上7時間未満が最も少なく、5時間未満が8時間以上で多かった。                            厚生労働省の国民健康・栄養調査では、欠食や外食が多く、ストレ                           スを感じる人ほど睡眠時間が短い傾向にあった。兼坂講師は「寝不                           足だとホルモンバランスが崩れて食欲が高まり、生活習慣病になり                           やすいのではないか。健康づくり運動には睡眠の指導も重要だ」と話                          している。

睡眠の質が大切

河盛隆造順天堂大教授(代謝内分泌学)の話 この調査で睡眠が糖                          尿病や肥満に直接影響することが分かった。睡眠障害と生活習慣病                          の悪循環を断ち切ることが重要だ。医師は生活習慣病の患者に、食                          事や運動と同じように睡眠について聞き、患者も睡眠の悩みを訴える                          べきだ。睡眠の質を改善すれば治療に役立つ。

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タモリ氏のよく言う「睡眠七時間説の真意」!?

2008-04-01 14:55:00 | ダイエット

最も健康に良い睡眠時間とは、1日どの位が適正なのか?                                諸説いろいろと言われていますが、免疫学の世界的に著名な、新                            潟大学大学院医学部教授安保徹氏やその他の情報を考察してみ                            ました。

  • 恒常的に5時間以下だと、本人は短時間で熟睡しているか                            ら大丈夫などのコメントを聞くことがありますが、知らず知らず                           のうちに体は緊張状態が持続したままで、筋肉や全身の細                           胞が硬直し、血管も収縮状態である。そのため血液を全身に                           送るのに高圧力が必要で、血圧は高めで脈拍は頻脈でカチ                           カチと早撃ち状態で推移するようです。
  • 常時10時間以上の寝すぎ状態だと、体は緊張感に欠け、慢                           性的に血管か拡張状態でこの時も広い管に血液を送るのに                           高い血圧力が必要になるようです。脈拍はゆったりとし、その                          上運動不足で筋肉にハリのない状態だと基礎代謝が低下、燃                         費効率が悪く脂肪過多に移行、低体温化体質に成りやすい。
  • 人の睡眠時間で理想的なのは7~8時間以内が適正なようで                          す。この睡眠時間内で、日中の活動時にいろいろと破壊された                          細胞の修復や侵入してきた微生物や細菌などとの攻防に当た                         る。いわゆる自己免疫力で正常体に回復する時間が必要であ                          るということのようです。                                                 

では理想的な良い睡眠とはどのような状態なのでしょうか?                               人それぞれ千差万別であり、受け止め方にその人の個性が出ること                           でしょう。でも、以下の事を認識してからは、非常に楽な楽しい睡眠時                          間を確保しています。

  1. 就寝状態にはリズムがあり、深い眠りと浅い眠りとが交互に                           起る。 
  2. 浅い眠りの時に、何かの条件で目が覚めても横になって休息                           しているだけで、睡眠は満たしていると考える。事実体感する。
  3. 最低、就寝する2時間以上前には胃に物は入れない。胃に食                          物があると、寝ている状態で血液が胃に集中し、消化作用で                           活動している。起床状態。
  4. 寝酒の勢いで、就寝できるような錯覚があるが、冷めると覚せ                           い剤のような逆作用で、目か冴えて眠れなくなる。
  5. どのような状況でも、7時間は横になってるだけで十分休息で                          きると思っていると気持ちが楽になる。うつらう状態。
  6. 対人とのコミュニケ-ションやその他神経が高ぶった状態で就                            寝はできないことを認識する。最低落ち着くのに2時間ぐらいは                         必要。睡魔の訪れ。                                                       以上思いつくまま記載。
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肝硬変治療マウスで成功

2008-04-01 13:32:00 | 健康・病気

札医大・新津教授ら開発の薬、5年後実用化目標

札幌医大第四内科の研究チ-ム(新津洋司郎教授ら12人)は、肝                            硬変治療薬として、ビタミンAを含む複合体を開発、マウスへの投与                           で肝臓を正常に戻す実験に初めて成功した。31日、米国の科学誌                           ネイチャ-バイオテクノロジ-電子版に発表する。肝硬変は根治治                           療がなく、人への効果が確認されれば患者には朗報。新津教授らは                           年内にも米国で臨床実験を始め、5年後の実用化を目指す。肝硬変                           は、肝臓内の星形細胞がウイルスなどで刺激され、コラ-ゲンと呼                            ばれるタンパク質を作る。これが細胞を線維化させるために起こる。                           新津教授らは、星形細胞がビタミンAを貯蔵する点に着目。ビタミンA                           を加えた脂肪(リポゾ-ム)の中に、siRNAという物質を包んだ複合                           体を開発した。siRNAは、コラ-ゲンの産生を助けるとされる物質「H                           SP47」を壊す働きを持つ。この複合体が、線維化した星形細胞に取                           り込まれると細胞自体を消滅させ、正常な肝臓に戻す。実験では、肝                          硬変が進だ六グル-プのマウスのうち、一グル-プ(12匹)に、複合                          体を静脈注射。2週間に5回の注射で、すべてのマウスの星形細胞が                         消えた。残りの五グル-ムにはビタミンA単独や、HSP47を壊すsiR                          NAとリポゾ-ムを組み合わせた別の複合体などを投与したが、効果                           はみられなかった。チ-ムは肝硬変治療薬開発のため、複合体の組                          み合わせを5年にわたり研究してきた。新津教授は「複合体はコラ-                           ゲンを作った星形細胞だけに効果があり、正常な星形細胞には影響し                         なかった。投与後に繊維組織を取り除けば肝臓が再生するので、再生                         医療としての意義も大きい」と話している。星形細胞は肝臓のほか肺                          や膵臓など他の臓器にもあり、薬として実用化されれば肺線維症や慢                          性膵炎、心筋梗塞などの治療にも応用できる可能性があるという。

線維化阻止で画期的

林紀夫・日本肝臓学会理事長(大阪大病院消化器内科教授)の話                            肝硬変には根本的な治療法はない。原因となる繊維化をブロックする                          研究はこれまで行われなかったが、うまくいっていなかった。今回はマ                          ウスの肝臓が相当きれいになったと聞いた。人で使うまでにはまだ課                          題もあると思うが、画期的な開発と言える。

※肝硬変 主にウイルスやアルコ-ルなどが原因で起きる慢性肝炎                          が進行して肝臓が繊維化し、硬くなった状態を言う。食欲不振や倦怠                           感などが主症状で、黄疸が出ることもある。最終的に肝細胞機能不全                          で死に至るケ-スがあり、肝臓がんに移行する割合も高い。現在の治                          療は薬物や食事制限などの対処療法。肝臓の残された機能を助け、                          がんへの移行を遅らせるのが目的。国内では肝硬変と肝臓がんで、                           年間4万人以上が死亡している。

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