あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

余裕

2010-02-04 12:40:19 | つれづれ
今朝の雲は、波を打つように規則的な模様を描いていた。その波に乗るように、旅客機が飛び去っていく姿を見ながら、ふとまたどこか遠くへと飛んでいきたい気持ちが沸いて、すぐに冷えた。

この時期は空気が澄んでいて、美しい景色はさらに美しく、そうでもない景色もそれなりに見える。空を見上げているだけでも、それはそれで楽しい。

そんな美しい景色を楽しむのに必要なのは、翼ではなく、時間と心の余裕なのだろう。

さて、その余裕をどうしたら持てるのだろうか…と、考える余裕は辛うじてありそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大回り

2010-02-04 07:24:19 | つれづれ
録画してあった番組を昨夜見ていた。日本人の「言語力」の低さを指摘し、企業などの取り組みや、ドイツでの教育を紹介しながら、その改善策を模索するものだった。

確かに、今までは言葉で何かを伝えようとするより前に、相手の気持ちを察したり、配慮したりしながら、暗黙のうちに伝わるということがあったと思う。「阿吽の呼吸」まで行かなくとも、組織の論理や伝統的な家族制度の下では、自然とそのような思考回路が形成されているのかもしれない。

だが、社会がフラット化するに従い、また価値観が多様化するに伴い、互いを媒介する「言語」の重要性が増しているのだろう。

現に企業でも「組織」ではなく「個人の集合」という傾向が強まるにつれ、察したり、配慮したりということがなくなってきて、「報連相」というキーワードで言語力が求められている。

僕はそのことを否定するつもりはない。だが、言語力と同じくらい、相手の声に耳を傾けたり、声にならない思いを察したりする力も求められるのではないか。「受け入れる側の力があってはじめて、発する言葉に心が通う」とは、言い過ぎだろうか。

言語が一方通行にならないことこそ、本当に必要なことだ。だが、そのためには皆が「言語力」を身につける必要がある…と、結局番組の提言に納得する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

温かみ

2010-02-04 06:56:50 | つれづれ
昨夜の雪はそれほど降らなかったようで、道に積もり残ってもいなく、歩く上で微妙な足さばきを求められることもなかった。

それにしても、寒い。最高気温は昨日よりも1℃低くなると天気予報で言っていたが、電車の扉が開く度にそれを実感する。まあ、風が吹いていない分、体感的にはそうでもないと言えなくもない。

この寒さを乗り切るには、暖房も必要だが、人の温かみも…と言ったら、それは贅沢な望みだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする