あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

夜梅

2010-02-25 20:32:09 | 見上げる
帰り道、久しぶりにやきとり屋に寄る。残っていたのが4種類だったので、それらを一本ずついただいた。焼きながらおやじさんらといろいろ話すのがこの店に来る楽しみなのだが、毎回違う話を聞くにつけ、この人の引き出しの多さを実感する。

店をあとに駅に向かうと、梅の花のその先にぼんやりと月が浮かんでいた。「夜桜」はよく聞くが、「夜梅」などという言葉は聞いたことがない。梅は昼間にこそ愛でる花なのかもしれない。

梅は咲いたか桜はまだかいな…というが、しばらくは梅を楽しもう。
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色のイメージ

2010-02-25 13:20:22 | つれづれ
今日はコートを羽織らずに出かけてきたので、気分も春という感じだ。

途中、道端に水仙の花を見つけた。白と黄色のバランスに心が…と書き掛けて、少し迷う。その色の組み合わせは、人の心をどこに誘うのだろう。少なくとも、暗黒世界ではないことは確からしいし、清らかな感じもするものの、いざ言葉にしようとすると迷う。もしかしたら迷宮へと誘うのだろうか。

とりあえず、帰ったら花言葉でも調べてみよう。
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再び

2010-02-25 08:41:47 | 本を読む
角田光代さんの『八日目の蝉』がドラマ化され、来月末から全6回の放送が始まる。その話題には以前も触れたし、小説についても何度か書いている。放送前にもう一度読んでおこうと思い、先週からページをめくり始め、昨夜読み終えた。

あらすじは覚えていたが、細かいところはかなり記憶が抜けていた。そのことを含め、一つひとつ拾い集めるように読み進め、同じ場面で涙した。前回は夜中に読み終えたが、今回は帰りの電車内で、それでも構わずボロボロと、本当にそんな感じで涙が出てきた。

改めて、その描写の細やかさに胸がこみ上げ、その世界にはまり込んでいく自分がいた。主人公の希和子に自分を重ね、想像の中で薫の手を引いていた。

ドラマでは、檀れいさんが希和子を演じる。NHKのホームページには、子どもの頃の薫を演じる女の子が紹介されていたが、読み進めながら、2人が手を繋いで歩く姿を想像していた。その先にいつも不安を抱えつつ、今繋いでいる手の温もりに幸せを感じ、それが続くことを願った希和子は、檀さんの姿を重ねることで最初に読んだ時よりもリアルに心に染み込んだ。

ドラマはどのシーンから始まるのか、二部構成の作品をどのように再構成するのかなど期待が膨らむ。あと1ヶ月が、本当に待ち遠しい。
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得点差

2010-02-25 08:08:15 | つれづれ
昨日からあちこちで、オリンピック女子フィギュアスケートの話題で持ちきりだ。リアルタイムで見ることはできなかったが、素人の僕にも、浅田真央よりもキム・ヨナの方が魅力的に見えた。それは、2人の実力以上に、プログラムや音楽、衣装などの総合的な差が得点差につながったのかなと感じた。

007のテーマに乗ってリズミカルに舞うキム・ヨナは、スリリングな世界を楽しむ可憐なスパイという世界に見るものを誘い、そのハートにとどめの一撃を放つ。浅田真央の舞いも魅惑的なものだったが、その全ての組み合わせは彼女の持つ魅力を十分引き出せていただろうか。

とはいえ、メダルの行方はフリーの結果にかかっている。まあ、本人はともかく、僕はどんな色でも、取れても取れなくても、暗くなりがちな世の中に光を導いてくれる彼女たちに心からの拍手を送ろう。そう、残念ながら決勝に進めなかったカーリングチームにも。
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