あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

覚悟

2010-09-01 08:03:14 | つれづれ
9月になっても依然として猛烈な暑さが続いている。ゆっくり何かを考えたいときなのだが、あまりの暑さにその気を削がれてしまっている。世の中を見れば、円高により経済情勢が不安定になっていることもあり、絶えず不安が渦巻いている。もちろん、自分もその渦中にいるのだが。

そんな中、世間を賑わせているように見えるのが民主党の代表選だろうか。菅氏が首相になった時、小沢氏のことをあまりにひどく言うのに対し、不安を覚えたのだが、それが一つずつ現実になるのを目の当たりにしながら、何とかならないものかと思っていた。

民主党が政権について以降、首相はじめ閣僚や党幹部等があまりにも自由に自分の思うところを口にするのを、浮かれた子供に送るような視線で見ていた。

普天間基地問題をはじめ、様々な課題が山積する中、敢えて小沢氏を首相に選ぶ意味は大いにあると思う。

政治とカネの問題を抱えていながらも代表選に出る決意をした時点で、野党からの攻めを正面から受ける覚悟を決めたのだろう。旧来の自民党的体質を最も色濃く受け継いだような小沢氏が、その自民党の息の根を止めることになるとすれば、それはきっと、彼が自民党から出て行った時からつながる、ある種の必然なのかもしれない。

個人的には菅氏の方が好きだ。だが、小泉純一郎という人から続くあまりにも軽い今の世の中に、ある種の怨念を持っているような小沢一郎に賭ける意味は大きい。たとえその選択にかなりの副作用があったとしても。
コメント
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