涼を求める

パンダから涼を与えられるというのもどうかと思いながら、子どもたちに混じって水蒸気を浴びていた。パンダの隣にいた白クマの方がらしかったが、子どもたちを含め、そこに関心はなかったようだ。

エアコンの効いた車内で席に座っていれば目的地に着いてしまうのだから、ここでわざわざ涼をとることもないが、まあ雰囲気を味わうということで、多少服が濡れても乾くから、しばらく立っていた。

そろそろ少し、虚ろにでも考えてみようか。

ぼんやり、ただぼんやり

真夏な感じがまだまだする日差しの下、ぼんやりとしている。

あれこれやらなければならないことがあるけど、一旦は忘れるしかない…と言いつつ、バッグの中にはメモタイプのノートを入れてあり、時間ができたら少し考え事をしようと思っている。まあ、そんなにうまいこといかないだろうが…

とにかく、言い訳はしないことと、心に言い聞かせる。