Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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さらにデカールを貼り進めます・・・

2021-11-27 20:04:29 | Ferrari F40LM F50GT カーボン仕様

本日の山陰は雨が降ったり止んだり・・・たまに晴れたり。
忙しい天気でした(笑)

まあ如何にも山陰の冬らしく北の雲は鉛色・・・
まあ、こんな感じが山陰かな〜
皆さんどんなイメージを持たれるかわからないですが、地元の私はそんな感じです。

 

今日は昨日の続きでF40/F50を進めます。
あ〜そうそう、一度に同時作業をする数ですが・・・まあ3台がせいぜいかな〜。
3台やっても個々の進み具合は違いまして朝一番から全開で作業をする為には頭の中に段取りをしておかないとスムーズな作業は望めません。
4台だと前回の作業がどこまで進んでいたのか思い出して作業をスタートする部分から違います。
一日の作業のスタートがスムーズに切れるかどうかそれもまた一日の進み具合に関係して来るのですよね。

・・・とその前にS木さんからの仕事が来ました。
少し前に作ったゴールドの塗料を調色してくれとの事・・・・。
何の色を使ったのか全て忘れちゃったので一から調色ですね。
見た感じではクレオスのゴールド(シンナーの匂いから)とガイヤのクリアーオレンジかな〜と言う事で調色開始ですね。
微調整はしましたが何とか近い色になったかな〜!?
一応サンプルで塗ったプレートを付けてS木さんにお渡し予定です。

そして不足していたエキゾーストですが、部品の引き取りと同時に持って来て頂きましたので早速ウレタンクリアーを塗っておきます。
これを塗っておかないと先に進めないですからね。

続いては昨日の続きでF50GTのカーボンデカールの貼付けですね。
今日はフロントフードの右側からですがちょっと複雑な形状なので分割もなかなか難しいですね。
まずは右側からです。

そしてF40はフロントフェンダーの左右です。
F40はまだ平坦な部分が多いので若干楽かな〜。

続いてF50のリアフェンダーの上部です。
大きめに切って丸い肩の部分は切れ込みを入れて馴染ませます。
こう言う貼り方なので一つデカールを貼る度に乾燥機に入れて密着させて次の工程に入ります。
だから時間がかかるのです。

肩の部分を馴染ませてからマークソフターを付けて押さえますとこんな感じに馴染んできます。
まだ筋彫りの部分は馴染ませてないけど薄らと痕が残っていますからそう難しい事では無いでしょう。

話しが前後しますがフロントフードの中央の部分(三角形の部分ですね)もデカールを貼っています。
ここがちょっと難しいのは中央の部分で左右が同じカーボン柄になる様にしている事ですね。
普通なら1枚で良いかもしれませんが複雑な形状につき左右を分割した方が良いと考えています・・・まあ好みですけど。

屋根のカーボンデカールです。
大体の形状にカットして乗せてみますと・・・
こんな感じに縁が浮きます、まあ当然ですよね。
屋根は僅かながらでも3D形状ですしモデラーズのデカールも年数が経って硬くなっています。

今回は周囲の部分にカットを入れて馴染ませましょう。
ここで少し技が・・・(笑)
デカールをカットする場合に印刷のカーボン目に沿って斜めにカットを入れましょう。
カーボン目を無視して真っすぐ入れますと後でクリアーを塗った時にカーボン目が切れているのが見えたりするのです。
しかもカットしただけでこれだけルーフ部分の形状に馴染んでますよね。

この後デカールにはマークソフターを付けて屋根の形状に完全に馴染ませます。

他の合わせ技としてはデカールをカットしてからタミヤのアクリル塗料のクリアーをデカールに塗って乾かしてから貼付けると言う方法も有ります。
アクリルクリアーがデカール保護剤の役目をしながらその溶剤分でデカールが柔らかくなります。
硬くなったデカールも貼りやすくなりますが、カットしてから塗って下さいね。
普通のデカールにカットせずに塗りますと周囲に透明な膜が出来まして周囲をナイフでカットしなければならなくなります。


と言うのもタミヤアクリルシンナーはアルコールでして・・・マークソフターの役目もしてくれます。
ソフターの強いのが必要な場合(タイヤにデカールを貼るとか・・・)は原液のまま筆で塗ります。
また弱いソフターが欲しい場合には水で薄めて使います。
なので最近はマークスフターと言う物を購入した事が有りません。
欲しいのは筆付きの容器だけですかね〜。

使える方法かどうかは不要なデカールで試してみてからやって下さいね(笑)
デカールがダメになっても私には責任が取れません・・・。

明日はS15シルビア・・・
明後日はオースチンヒーレーの予定です、予定通りに行けばいいけどね。
どれか一つ終わったら修理を挟んでからゴールデンアローを進める予定なんですが・・・あくまでも長期の予定です。
世の中なかなか思った通りいかないのです。

 


ベース色のブラックを塗りました

2021-11-26 21:37:26 | Ferrari F40LM F50GT カーボン仕様

本日の山陰は薄く雲はありましたが、晴れていい天気でしたね。
夕方少しパラパラっと雨が落ちましたが・・・この時期不安定な天気が多いので誤算の範囲と言えるでしょう。

今日は再び家内の実家に行きました。
と言うのも冬用タイヤが違っていたんです。
もう1度タイヤ交換に行ってきました。
片道10kmほどですが・・・行ってタイヤ交換して帰って1時間ほどですね。
超高速でタイヤ交換してこれだけの時間はかかります、でもまあ親孝行だと思えば簡単な事です。
義父も少しづつではありますが確かでは無くなってくるでしょう・・・皆、いく道ですからね。
周囲の家族や親戚が少しづつ気を遣ってあげるのが最良ではないのかな・・・と
多分、私もそのうちに子供たちの世話にならなければならない時がきます。

さて、本日の本業です。
今日はこのところ少し置きっぱなしになっていたカーボン仕様のF40とF50の制作を進めてみようかと思います。
少し前にサフまで塗っていましたが、今日はグロスブラックを塗っています。

そして仕上げにはラッカークリアーを塗ってツルツルに仕上げておきましょう。
綺麗な面に仕上げることでデカールが綺麗に貼れます。
こちらはF50ですね。

続いてF40ですがこちらも同じです。
グロスブラックに仕上げるのには訳があります。
グロスブラックはボディの表面が綺麗になってるのかそれとも凸凹があるのか見えやすいのです。
この辺りはクローム塗料の下地と考え方は同じですね。

これで下地ができましたのでデカールを貼りたいのですが、最初にマスキングテープを使って型紙を作ります
そしてカーボンデカールをカットしました。

形状はわかりにくいのですが・・・
全てF50のボディの形状に合わせたデカールですね。
F50GTのラジエターのアウトレットですがすごく複雑な形状をしております。
まずは貼りにくい部分から貼ってゆきましょう。

F40もラジエターのアウトレットから貼ってゆきました。
貼りにくい部分から貼っていくのはセオリーの様なものです(笑)

F50はもっと複雑な形状でしてデカールを貼るのは大変なんですね。
毎日少しづつ貼ってゆかないと重ねて貼る場合には最初に貼ったものが乾かないと次のものが貼れないのです。

ここで一旦乾燥機に入れてデカールの水分を飛ばします。
続きは明日ですね〜。

明日ももう少しカーボン仕様のF40とF50を進めます。


サフまで進みました

2021-11-11 21:37:51 | Ferrari F40LM F50GT カーボン仕様

本日の山陰は雨時々曇りです。
朝から雨が降っていましてとても畑のでられる状況ではありませんでした。
まあそれはそれで良いのですが・・・本業が進むからね。

気温は低めで外は少し肌寒いですね。
余談ですが仕事が終わって帰る途中に道路の温度計を見ましたら7℃でした。
帰宅時に一桁は初めてかもしれませんね。

今日は朝出勤してから除雪機のバッテリーの充電を始めておきました、何でもラリーニャ現象が起きているらしくて雪が多いそうですが・・・
どうなんでしょうね??
まあ事前の準備はしっかりとしておくのが吉という事ですね。

その後は早々にアトリエに戻って本業を開始です。
昨日、失敗したS木さんのエキゾーストですが今日はウレタンクリアーまで戻しておきました。
失敗したと言ってもエキゾーストにゴミがついていたりパーティングラインが残っていたりしたものを削って修正しておきました。
で私のミスの部分ですが・・・乾燥機で硬化促進をしたのですが影になった部分は温度が上がらず硬化が進んでいなかった様です。
クロームを塗ってもう一度クリアーを塗ったら下地のクリアーがシワシワと浮いてきてしまいました・・・
全面が出る訳ではなく影になった部分だけがシワシワと浮いてくるんです・・・このまま作業を進めても綺麗な仕上がりは望めないのでシンナーに浸けて剥がしました。

で・・・ウレタンブラックを塗って乾燥させてからウレタンクリアーを塗って硬化させましょう。
また失敗するといけませんので今夜はこのままにしておきまして明日クロームを塗りましてウレタンクリアーを塗りましょう。

やり直したものは下地の凹凸が見やすいようにブラックを塗っています

今日はオースチンヒーレーを進めようと思っていましたが・・・
シンナー風呂にF40とF50GTを浸けていたのを思い出しましたのでこちらを先に進めておきます。

シンナーの風呂から引き上げたF40に600番のペーパーを当てて表面を綺麗に整えましょう。

F50GTの方もペーパーをかけて表面を整えます
F40も同じですがボディの表面にペーパーをかけても一度で綺麗になる訳ではありません。

でサフを塗りました・・・
まずはF50GTです
ボディカラーを剥がしてからずいぶん時間が経っていますが・・・(笑)

F40の方も塗りました。
こちらは少しゴミがつきましたね。
まあ軽くペーパーをかければ大丈夫でしょう。

この作業は何度かシンナーに浸けたり出したりまた削ったりと何度か繰り返したので血胸時間がかかってしまったんですよね。
サフを塗るのが精一杯でした・・・S木さんのエキゾーストもあったしな〜!!

明日は気になるS15シルビアかオースチンヒーレーか・・・。

 

 

 

 

 

 


そろそろ重い腰を上げます(笑)

2021-11-03 20:08:59 | Ferrari F40LM F50GT カーボン仕様

本日の山陰は朝のうちは少し晴れ間が出ていましたが、午後からは曇ったり晴れたり・・・だったと思います。
と言うのも午前中は本日は修理品を持って広島県との県境に出掛けていました。

広島県の高野町まで下道を通れば1.5時間程です。
少し前に修理したN村さんのミニカーを持って行きました。
久しぶりにお会いした時に少し痩せられたかな?と思ったのですが。
どうやら少しご病気だったらしく・・・
2週間程入院されていたらしいです。
修理品をお渡しして1時間程お話をしたのですが、もうすっかり体の方は大丈夫そうな感じを受けました。
まあ体は替えが無いので大事にして頂きたいですね。

また次の修理品を段ボール箱に2つ分受け取って帰って来ました。
帰りには家内のインスタ友達の和菓子屋さんに立ち寄って帰って来ました。

そして午後少し遅くなってから本業を開始ですね。
毎日、本業を進める・・・それが何時ものルーティーンですから(笑)

ここからの本業は今までに少しづつ進めておいた物も含めてのご案内です。
F50GTはお客様からのご依頼でカーボン仕様で仕上げます。

このお客様は以前作ったカーボン仕様のF50GTをご希望でご連絡を下さったのですがタッチの差で他のお客様に売れてしまったので新しいモデルをご注文頂きました。
ベースになったF50GTはお客様から送って頂いた物でしてこれをベースに作ります。
ボディはたまたま塗装を剥離した物を持っていましたのでこれを綺麗にして使います。

ここからは少し前に作業を開始していた物ですが・・・
お隣の県の鳥取県のお客様にご依頼を頂きF40LMのカーボン仕様を作ります。
こちらの方は部品取りとして購入していたF40LMをベースにしますのでまずは分解ですね。
リアウインドウが浮いている以外はほとんど問題のないF40LMです。

あっと言う間に分解です。
細かなエッチングはマスキングテープに付けて貼っておきます。
一緒に箱の中に入れておきますと無くなってしまう事が多いのですよね。
組立ての時に困ると嫌なので・・・。

ボディだけになりました。
この塗装を剥離しましょう・・・この剥離の作業ですが昔はシンナーに浸けていましたがレジンのボディにも悪影響が残ると嫌なので最近はアルコールを使っています。
ただ剥げるのに時間がかかってしまうのが問題ですけどね(笑)

さてアルコールに漬け込んでおきましたので1週間かな・・・
F40LMのお客様は7日に来られる様なのできちんと剥げているとご覧頂けるんですけどね・・・上手く剥げます様に!?

 

今日は短時間なのでここで終了です。
明日はオースチンヒーレーを進めますよ・・・と同時に通常営業の1週間が始まりますね。
昨日、本日と大いに羽を伸ばしましたので明日からはまた頑張って仕事をしよう!!