Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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新しいカテゴリーを追加しました

2017-07-31 22:55:08 | Mini Cooper 998
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先ほど『安全協会安来支部』の定時総会から戻ってまいりました。
昨年度の決算と今年度の事業計画が承認されて新しい年がやっと始まったという感じですね。
この一年を乗り切れば役員改選の年なので晴れて自由の身になれるはずです(笑)
残る任期は1年ですが何とか無事に乗り切りたいですね。


さて本日は新しいカテゴリーを追加するとともに制作を開始いたしました。
まだまだほんの触りですが・・・
他の作りかけもあるのですが他のものは直接のご依頼品なのですが今度のご依頼品はメイクアップさんからのご依頼品です。
と言ってもお客様からではなくショップさんの店頭で展示販売のためにご依頼をいただいたものです。
ですから完成後にはショップの店頭で展示されて販売される予定の作品ということになります。
私の場合は複数の作品に手をつけますが必ず一つはショップさんからの注文を受けているものを制作しています。
少し前まではOMを作っていましたが完成したので本日からはMini Cooper1300を始めたと言うわけですね。
この作品は運が良ければショップ店頭で実物をご覧になることができて実際に誰でも買うことができます。
もしも貴方が熱意があれば完成するまでに予約をすることも出来るかもしれません。

この様な仕事をするのは実に久しぶりのことではないかと思います。
過去にはFerrari330TRIとかタメオのロータス80とかくらいまで遡ることになりますから・・・10年ぶりくらいじゃないですかね・・・
しかもこのキットをお預りしたのはまだ前の担当者のA元さんの時ですから・・・何年前なんだ?って感じですね。
箱の上側の付箋には前の担当者のA元さんの懐かしい文字が書かれています。

そしてこのキットの上には変な箱が乗っています
Klaxonと書かれていますが・・・

実はこれはイタリア製のミニクーパーの完成品のエンジンのモデルでしてボンネットを切ってエンジンだけを載せてほしいと言うリクエストだったのです。
まあエンジン付きにするならピラニアモデルのエンジン付きのものをベースにする方が良いのかもしれませんが・・・
このSMTS製のキットの方がいい形状だったんでしょうね。
(この辺りの意見は個人の感想ですので僕はどちらが好みかは書きませんけどね)

しかしなかなかオシャレな段ボール箱に入っていますね
この中にエンジンが入っていると言うのは中々直ぐには理解できませんね。

中身のエンジンはこんな感じでスタンドに付けられています
中々いい感じでしょ?

こちらがSMTS製のキットですがVoituretteと言うシリーズで出ていた様ですね。
古くは大阪の早川松吉さんがこのキットをベースに素晴らしい完成品を作っておあれましたね。

同じくVoituretteのキットですが私がまだアマチュアだった頃初めて譲っていただいたキットがこれでした
よく見ますと1994年のMiniとありますからローバーミニですよね。
私もミニが好きなので子供が小さな頃にローバーミニのキャブ車の最終型に乗っていました、今でもまだガレージに入れていますよ。

中身はこんな感じです
中身はほとんど同じなのですが・・・

二つのボディを比べて見ますと同じ様ですが違う部分もあります
左側が古い時代のミニでドアヒンジがボディの外側に露出しています
右側は新しい時代のローバーミニです
ドアヒンジがボディの外側には見えませんね。

後ろ側も違いますよ
右側が古いミニですテールレンズのつく部分のふくらみがありますね。
そしてナンバーの付く部分の凹みも形状が違います。

早速古いミニの方を加工開始です
リアのバルクヘッドの部分を削り合わせます
感心なことにシートの後ろ側にはきちんとバルクヘッドがついています
もちろんプレスラインも入れてありますね。

その上にシートが付く様な構造ですね。
ラリーでもノーマルでも作れる様な構成ですね。

なんとなくボディの加工も始めます
ボンネットを切り取るのですが新しいボンネットは真鍮で作りますがそのボンネットが乗る部分をボディ一体で作るために筋彫りに沿って彫り込みます。

4隅にピンバイスで穴をあけまして糸鋸でボンネットを切断します

切り取ったボンネットの部分をヤスリで仕上げます
あ〜切っちゃったのでもう元には戻れません(笑)

シャーシと合わせて見ますとホイールハウスとの仕切りの高さが足らないですね・・・ちょっと考えましょう。

仮組分解

2017-07-31 18:02:55 | Maserati A6 GCS
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本日の山陰も暑いの一言でしたね。
日本の南島海上に有る台風の進路はかなり気になりますが・・・
この台風は迷走している様でしてどうも今一つどちらに向かって進んでくるのかよくわかりません・・・多分日本の上側には高気圧があるので真っすぐこちらに向かえないのでしょう。
と言う事は日本国内は暑いという図式になるのでしょう。
こんなに暑いのですが昨日の芝生の際刈りに続いて芝を刈りました。
本来なら先週のBBQの前に行ないたかったのですが、雨の為に予定がずれてしまいました。
予定がずれてくれたので私の体力がもったと言う話しも有ったり致します(笑)
お陰で今が一番綺麗な状態になりました。



本日のマセラティは仮組を解く為にアセトンに浸けました。
朝から浸けていますが一向に溶ける気配がないので・・・


次の依頼品を始めました・・・この件に関しては今夜もう一度更新をしますのでお楽しみに〜。
今から『安全協会安来支部』の定時総会が有りますので出掛けてきます。
一応副会長なので欠席という訳にはゆきませんよね〜(汗)

タイヤとボンネットの仕上げ

2017-07-30 20:51:40 | Maserati A6 GCS
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本日も暑い日でしたが・・・
公約通りと言うか当然ながらと言うか本日も外の作業を優先しました。
2日後にはまたブルーベリーを収穫しなければならないのでそれまでに芝刈りまで終わらせておかなければならないのです。
本日最低限芝生の際刈りまでは進めておかないと明日の芝刈りができません。

と言う事で朝8時半にアトリエに到着してからオクラの収穫をして30分経過・・・
9時ごろからは芝生の際を刈りました。
午後時には無事に終了をしました。

これで明日は芝刈りができますよ・・・予定通りですね。

さて仕事も進めなければなりませんよね
二日連続で入手したキットのご紹介ではダメですからね・・・紹介するべきキットはキットは沢山有るのですけどね。

さて今日最初の仕事は・・・
作ったタイヤをホイールにはめて見ました。
その前にタイヤについている湯口をカットして湯口の部分にペーパーをかけてならしておきました。
そしてボシカホイールに装着してみました・・・
なかなか良い大きさですね、実はピッタシのタイヤとホイールというのはなかなか有りませんで・・・ホイールの方がわずかに大きかったりタイヤの方が大きかったりとなかなかそのバランスが難しいのです。


トレッドパターンも古いタイプでなかなか格好良いじゃないでしょうか!?
幅もこの時代のマセラティにふさわしいサイズですね・・・


そしてボディの方ですがそろそろボディ塗装に入らなければなりませんね〜
その前にまだ解決しなければならないものがあります
ボンネットのヒンジの問題ですね。
色々手を尽くして調べたのですがこの車はボンネットにヒンジがついていない様ですね。
だからボンネットが開いている画像がないのです
ではどうやってボンネットを装着しているのか・・・!?ですね
多分同時代のFerrari250TRの様に前側が2本のピンでボディの内側に固定して後ろ側をボンネットピンで押さえ込んでいるのではないかと思います。
その部分の加工は後にして
先にボンネットのフレームワークを作らなければなりませんね。
0.5mmの真鍮線を使ってボンネットの内側にあるフレームを再現しておきました。

そしてボンネットのフロント側でボンネットを支えるピンを作りました。
実車の写真がないので想像ですが・・・おそらくですが左右の位置を決めるためにボンネットの外側に近い部分にピンをつけました。

この時点でボディとボンネットのフィッティングを確認しました。
ボディ面とあまり段がある様ではいけませんからね彼方此方を削って合わせています。

おかげさまでボンネットを閉めた時にはこんな感じですね。


明日からは分解して塗装に入れます。
細かな部品はまだ作らないといけませんがそれは最終組み立てと同時に進めることになります。

Make Up 1/43 MG K3 Magnette Mille Miglia 1933

2017-07-29 21:33:12 | 最近手に入れたキットのご紹介
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本日も大変暑い一日でした。
雨に降る確率はあったのですが結果として全く降らずですね。
こんなに暑い一日でしたが畑側の雑草を全て刈りました。
500坪以上ありますので刈るだけでも結構時間がかかってしまいます、ほぼ一日といったほうが良いほど時間がかかりました。
明日は余力があれば芝刈りの準備として際刈りをしておきたいところですね。
明後日には芝刈りができます。
このペースでいっても芝刈りが終わった翌日にはブルーベリーの収穫をしなければならなくなってしまいます。
今回の様に仕事が集中しますとなかなか厳しいですね。



なので本日も制作が進められずキットのご紹介ですね。
今回入手したキットはメイクアップ製のキットです
このキットですがプロのモデルフィニッシャーになった時に欲しかったので注文しましたがタッチの差で入手ができなかったのです。
注文した時にはウェブサイト上には在庫ありだったのですがタッチの差で日かの方に買われてしまったのです。
まあたまにあることなんですがただ単にウェブサイトの在庫管理がしていなかったのかもしれませんが・・・
実物は上京した時にメイクアップさんでキットを見たことがあるのですがなかなかセンセーショナルなものでしたね。

全体はこんな感じですね
ホイールはエッチング製スポークを持つ真鍮製のホイールとメタルパーツそしてエッチングパーツとデカールという感じですね。

ボディはメタル製ですし驚いた事にシャーシもホワイトメタルの鋳物で再現してある事ですね。
1/43の場合シャーシはただの板であることが多いですしこのキットのようにきちんとしたフレームが存在していることが珍しいのです。

メッキパーツも付いていますよ
このキットはメイクアップが直接作ったものではなくMCMというメーカーに依頼をして作ってもらっとこと
そして植本社長さんの好みからMGマグネットだったということらしいです。
確か今でも実車をお持ちだったはずですよ。

このキットにはエッチングもついています
このエッチングのパーツの中に私が大変勉強になった部品があります。
右側にリーフスプリングがついていますね今クラシックカーのオーダーを頂くことが多いのですがクラシックカーのサスペンションはだいたいリーフスプリングなので金属板でリーススプリングを作ると言うのはこのキットを見て発想しています。
キットから勉強すると言うのは結構あるのですよ。

一方勉強にならない部分もあります
中央にヒンジがついているボンネットですがテグスの様な物で結んでヒンジ代りにすると言うことが書いてありますが、これなら金属でヒンジを作ったほうが良い様な気がします。
実際に私の作品はヒンジを金属で作ることが多いですね。


ヘッドライトレンズとタイヤの完成です

2017-07-28 22:10:39 | Maserati A6 GCS
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今日も暑かったですね〜
もう暑かったとしか言えないですよ33度以上あったでしょううかね〜。
そんな中ですが昨日の公約通り(笑)
朝一番でオクラを収穫してからブルーベリーの収穫にかかったのが午前9時ごろだったでしょうかそこから延々とブルーベリーを収穫して終わったのが午後6時30分くらいだったでしょうか・・・
ほぼ丸一日ブルーベリーの収穫をしていました。
休憩をしたのは10時ごろと4時ごろにティータイム、そしてお昼に30分ほど休んだだけですから・・・
ず〜っと外にいましたからまあ暑かったですね・・・。
収穫した量は24kgほどでしたから石川さんがストックしておられるブルーベリーを一日で収穫してしまいました(笑)

全く仕事をする時間はありませんでした。
でも昨日キャストしたタイヤとヘッドライトレンズが気になりましてね・・・
夕方少しだけキャストをした物を脱型してみました
ヘッドライトレンズは・・・綺麗に流れていない部分がありまして・・・バラバラです

しかし全てダメだったわけではなく
ほとんどのものはこんな感じで綺麗にキャストできていましたよ。

拡大してみますとこんな感じですね
1/43のヘッドライトのレンズとしては十分ですね。
レンズカットがかなり綺麗ですね。

こちらはマセラティのキットについていたエッチング板で作ったレンズです。

もちろんタイヤの方も十分使えるものが出来ています。

軟化剤が少なかったらしくちょっと硬めですが十分ホイールに組み込むことができます。
いかがですか?なかなか格好がいいですね
50年代のレーシングタイヤですからパターンも自然に決まりますね。


明日も畑の草刈りから始めますが午前中で終わると予定していますが・・・。