Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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フロントエプロンとホイールアーチの修正

2015-04-30 20:48:36 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は曇りの天気のはずだったので朝から家内の実家の水田の草刈りに行ってきました
義理の父が稲作をしておりますのでCafeで使うお米はそちらから譲って頂いております。
私が結婚した頃はまだ父も若かったので水田の手伝いなどしなかったのですがさすがに結婚して30年も経過しますと父も歳をとってきますからね~
私の実父は15年も前に亡くなってしまいましたので替わりと言っては何ですが・・・毎年親孝行のつもりで草刈りをさせて頂いております。
私が家内の父を大切にすれば家内も私の母親を大切にしてくれるのではないかと・・・思ったりも致します口でそれを言ってしまえば反発も有るかもしれませんがまず行動で示しておくのが良いのではないかと・・・・。
これも家の中のバランスという物でしょうね~。

さて昨日は安来市文化協会の定時総会並びに創立25周年の記念式典でした。
その中で「安来市文化協会奨励賞」を頂きました。
記念式典の後懇親会だったので賞状はまだ事務局に預けたままになっていましてお見せする事は出来ないのですが・・・
お祝いという事でかなりお酒を頂きましたのでどこかに忘れてしまうとまずいので・・・(笑)
今日も上記の様に朝一番から夕方まで草刈りだったので取りに行けておりません・・・まわりの方から見るとなんて失礼な~と思われるかもしれませんが・・・お許しを頂きたいです(汗!)




さてそんな中ですが時間が有れば少しでも前進しておきましょう。
草刈りの後は手がしびれて・・・なんて事は無いですね~疲れですか?今の時点ではそれもあまり無いと思います。
毎日そう言う行動パターンと言いますか農作業を行なっておりますので「今日はとても疲れた」などという事は無いですね~。
製作の方は気になっていたフロントのエプロンの長さを延長しています。
この部分はパネル全体を上に持ち上げておりますから全体的に短くなっております。
ですからそのままでシャーシに載せてしまいますとフロントサスペンションのリーフスプリングを支えるシャックルの部分が丸見えになってしまうのです。
実車画像で見ますとこの部分のボディの高さはシャックルが隠れる程度の長さになっていますので少し延長して置きたい訳ですね。
取り敢えず真鍮板でかなり長めに延長しておきまして後で切りとる事にしました。

ボディは1個だけじゃないので他のも延長して削っておきます。

さすがに4台も有りますと半端な時間では終わりません・・・しかしここはじっくりと時間をかけて整形する必要が有りますね。

リアホイールハウスの形状も修正が必要ですね
やみくもにメタルを盛って削っては正確な修正は出来ないので真鍮線をハンダ付けしておいてガイドにするのはいつもの方法ですね

メタルを盛って・・・こういう場合はハンダよりもメタルの方が粘りが有って盛りやすい様な気がするんですね~

削って仕上げますと・・・なかなか綺麗でしょ?
今日は時間が少なくてね~中途半端な所で終わりになってしまいました・・・(笑)

ボディの修正Ver.3

2015-04-29 13:47:07 | Alfa Romeo T33/2
本日も天気が良くなりましたね~
朝から日が射して大変暑いです、とても山陰とは思えない様な天気になっています。
午後からは降水確率が30%とか・・・本当に降るんですか?って聞いてみたいですね。
こんな天気なので朝一番のスズメの餌やりと植物の潅水は欠かせません(笑)

昨日でしたか・・・郵便物が届きましてこれが届きますと「もうちょっとになったんだ~」と感じますね。
作品を出品される方は秒読み段階でとてもGWだと浮かれていられないんじゃないかな~。
幸いにして私は見る立場なので余り危機感を感じないのですが・・・出品される方は健康に気をつけて頑張って下さい。
尚、スペルが間違っているのはご愛嬌ですね・・・今年は訂正を入れて出しておきましょう、来年直っていれば良いですが・・・去年も訂正を入れていたと思うけど・・・(笑)


今日はK子さんがお休み(基本的に水曜日なので)なので私が厨房に立ちます。
また13時30分からは安来市文化協会の総会/25周年式典/懇親会なので午後からは出かけます。
多分ですがランチタイムが基本的に14時までなので総会準備の13時30分には間に合わないのですが・・・
と言う事で製作時間はほんの少しになってしまいました。
こういう時には最近入手したキットをご紹介してお茶を濁すのですが・・・(笑)
この所少しづつ作り貯めたアルファロメオT33/2が有りますからこちらをご紹介しておきましょう。
修正を繰り返していたボディは一度サフを塗りました。
このサフはウレタンサフですのでパテを盛り直す場合にはラッカーサフの様に剥がしてから塗る必要は有りません。
上に塗れば良いのです・・・
サフを塗ると当たり前ですがボディの凹凸が見えてきます・・・そして具合の良くない部分も鮮明に見えてきますね。
まずはウインドウの形状とかフロントのフェンダーの高さの不揃い・・・等の基本的な部分
リアだけ研いでみても・・・リアパネルの中央が凹んでいたり・・・

せっかく最初の時点でウインドウを合わせたのに・・・気に入らなくてウインドウの形状を変えてしまいました。
どこをどの様に変えたのか言葉で説明するのはなかなか難しいので見て頂くしか無いのですが・・・私が持っているT33/2の青焼きの図面と比較して直してみました。
一番顕著なのはフロントウインドウの前側中央の尖り方かな~。
リアウインドウの後側も少し丸過ぎたしね・・・少し角を出してみました・・・。
ついでにウインドウの全周にウインドガラスを外貼りする為の凹みを付けています・・・これをやり変えるだけで丸一日・・・かなり時間がかかっています。
ここが予算の問題でなかなか踏み切れなかった所ですね・・・
しかし、予算ばかり言っていてもつまらないんですよね。
やはり自分が良いと思った事は実行しないとね~ご依頼者の方が喜んで頂けると信じてね。

斜め後からのショットではリアウインドウの部分も見えますね・・・
少し角ばったリアウインドウがわかりますでしょうか?

再びサフを薄く塗ります
ヘッドライトの部分も形状を直しています
キットオリジナルですと少し丸い感じが強かったのでライトカバーの前側を少し尖らす方向で修正しています。

ライトまわりのアップ画像です・・・
少し尖ったライトカバーがわかりますかね~!?
最近の車の様に尖らせてしまうのはNGだったのでその塩梅が難しいですね、その時代なりというのも有りますからね。

少し角が見えたので再び研磨します
したからボディの上に引いた線が出てきました・・・
多分中央のインテークを直した時の線かな・・・(笑)

もう何度目かわからない位パテを盛っています
今回のは最終のパテでウェーブのスベスベと言う目の細かなポリパテを使っています、主に筋彫りのまわりの欠けを直しています。
これで最終にしたいですね~

筋彫りの脇のパテが硬化しましたのでこれから研磨します・・・左ドアの前側の上側の部分はパテを付けてから掘っておくのを忘れたらしくパテが入ったままですね・・・(笑)写真を撮るのが一杯一杯で忘れちゃったかな。

研いでから再びサフをうっすらと・・・これでボディの下地が完了ですね。


スペアタイヤリッドVer.2

2015-04-28 21:39:36 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は昨日よりも少し涼しかったかな~!?
まあ昨日と同様に背中はジリジリしていましたけど・・・午後からは雲が出て来たせいで少し涼しかった様な気がします。
毎朝の潅水は欠かさずに行なっていますがレタスの苗が少し元気が無くなってしまいました。
今日は見切りを付けて種を撒き直しました。
残念な事なんですが適度な時期に結論を出す事を求められます、余り遅くなってしまいますと気温が上がってしまいまして種を撒いても発芽しなくなってしまうからです。
自然相手の農業は難しいですね・・・畑の本格的な話題は今日か明日にはダイアリーの方で公開致しますのでしばらくお待ち下さい(笑)

さて製作にかかりましょう!
今日はスペアタイヤリッドを量産しましょう・・・たったの3個ですけどね。
最初に作った物は全体を丸棒から削り出したものでした・・・が。
量産型は底の部分とサイドの部分を別々に削り出しましてハンダ付けで一体に致します

何故一体の部品をやめたのか・・・と言いますと、元々一体の部品にしたのはシャーシにスペアタイヤリッドをハンダ付けする時に熱が回ってしまってバラバラになるのを恐れたからですが真鍮角線を使わずにシャーシのパイプに直接ハンダ付けする事になったからなのです。
真鍮パイプは肉薄ですので熱が回りやすいのでバラバラになる心配が不要なんですね。
しかも底板を一体に作ればある程度の肉厚が必要になって来ます(旋盤での加工時にね)
底板が厚いとハンダゴテの熱が回り難いですよね、つまり薄くすれば熱は回りやすいのでバラバラになる可能性は低くなります。
薄く加工しようとしますこんな事になる事も有ります・・・
旋盤で回していてバイトを当てた瞬間に・・・こんな事になってしまいました。
薄いのでチャックで上手く固定出来なかったのでしょうね~。

コチラが底板を0.5mmの真鍮板で作ったスペアタイヤリッドです
余分な部分はハサミで切り落としております

まだ少し残っていたバリはヤスリで削って整形しておきました。
床板にバイトの削り傷が無いので旋盤加工して作った物ではない事がわかりますね。

裏側は旋盤に固定してまわしながらペーパーで整形しております。
こうして削り傷を付けると旋盤加工した物とあまり変わらない様な気がします・・・(笑)

ここからはボディ側の加工です
スペアタイヤの入る部分を綺麗に整形してゆきましょう。
出来るだけ大きなボール型のビットで正円に削ってゆきましょう。

0.2mmの真鍮板を丸く切ってスペアタイヤリッドの段を作ります
この段はボディのラインと合わせたカバーを乗せる為に必要な段なんですこれが無いとカバーを取り付ける事が出来ませんからね~。
ハンダが流れ出ていますがコレも十分に溶かして付けないと隙間が出来てしまいますから多少のメタルの溶け出しは仕方が無いかな~

スペアタイヤリッドの形状をケガイておきましょう
ボディが動きやすいので穴の中に2本の指を入れて固定しておくと良いですね・・・押さえ方ってっ決行重要なんですよ(笑)

余分なメタルはリューターで削って整えておきましょう。
まだ途中の画像なのでキリコが付いたままですね~

真鍮板に穴を開けます
最初に開けた穴は2.0mm程かな。
ここを足がかりに大きな穴を開けましょう。

試作の時と同じくエッチングハサミで切り取ります真鍮は柔らかいからそんなに難しくは無いですね。

大きめの丸い棒に荒めのペーパーを貼付けて丸く削ってゆきます
この場合大きければ大きい程綺麗に削る事が出来ます・・・と言っても開ける穴よりも大きな物では使えませんけどね(笑)

裏側も削って綺麗にしておきますよ
ここに余分なハンダが付いていますとスペアタイヤリッドが当たってしまいますのでボディが持ち上がってしまうのです。


明日は安来市文化協会の総会及び25周年の式典が行われますので製作はちょっと出来ないかもしれません、Cafeドーフィンの方は水曜日なんですが営業します。
午後からはアトリエの方だけ閉店致しますのでよろしくお願い致します。

ボディの修正とスペアタイヤリッド

2015-04-27 19:28:46 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は山陰も暑かったですよ~!
何度有ったんでしょうか??

天気が良いのでいつもの様に午前中は畑仕事です(笑)
まずは本日のランチのスープを作る為に極早生タマネギの収穫から・・・芽が出てこないバジルの種を蒔き直したり・・・
2時間程芝生の草抜きをしたり・・・と大変多忙なんです。
お陰さまで芝生の方は右側の植え込み付近を残すのみになりました・・・そうそうバラ園の部分も有りますね~後2~3日で完了すると思います(笑)

午後からは制作開始でございます。
今日はスペアタイヤリッドから作る予定でしたが・・・昨日修正したボディがどうも気になりまして・・・
また直し始めております。
本日の作業をする前に昨日の仕事を見直したり致しますが・・・どうも触り始めると気になりましてね、やっぱり直す事に致します。
どうもこの頃手戻りが多いですね・・・(汗)。
一旦片側のフェンダーを外しまして付け直しております・・・恥ずかしいから画像は無しです!
盛り上がったメタルをリューターで削ります。

ペーパーで研磨してやっと昨日の夕方の時点まで復活です。
フェンダーの上側のモール(合わせ目ね!)を削ってしまいました。
この部分はエッチングを作る予定なのですが他のボディと形状を合わせたいので再度研磨予定ですね。

やっと難問が片付いたので本日のメインイベントにかかりましょうか・・・。
スペアタイヤリッドを作らなければなりませんよ・・・どうやって作りましょうか?
20mmの真鍮の丸棒を削っています・・・
何を作っているのかな?

こうしたい訳ですね・・・(笑)

外周は少し薄くなる様に余分な肉厚を削っておきました・・・後々どこかに当たってしまう可能性も有りますからね、転ばぬ先の杖ですね。

突っ切りバイトで切ります・・・直径が20mmも有りますからなかなか奇麗に切れません・・・腕のせいか!?
・・・ところで何故旋盤で削り出したのか?わかりますか??
深さが4mm程の物なので幅4.0mmに真鍮板を切り出しておいて丸めて板にハンダ付けをすれば同じ様な物が出来るのですが奇麗に揃った物を作れない可能性が有ったのです。
特に今回の様に複数台の製作の場合大きさを揃えておく事は結構重要でして完成した作品にバラツキが出るのはなるべく避けたいのです。

作った部品はこんな感じになります・・・
まあボディに当たる部分は多少削ってすり合せは必要ですが・・・スッキリとした部品が作れました。

スペアタイヤが収納されますとこんな感じです・・・
少しクリアランスが有るのは塗装の厚みを考えているからです・・・さすがに起毛の表現はしないですけどね・・・。

さて作ったスペアタイヤリッドをどこに止めるのか・・・問題になってきますよね。
私はここに止めました・・・

と言うのも完成後にボディをカパッと上に外す事が出来る方が良いとご依頼者の方からご希望を伺っていましてなるべくならそのご希望に添える様にと思いまして・・・スペアタイヤの収納部分はボディを外した時にシャーシ側に残る様にしておきました。

ボディを横においてみますとこんな感じですね~。
何かタライの様に見えなくもないですが・・・

スペアタイヤを乗せてボディを填めてみますと・・・
かっこいいですね。


本日は試作のスペアタイヤの収納部分を作りましたが・・・後3個作らなければなりません。
この方法が本当に良いのかわからないので壁の部分だけは旋盤で挽いて底板は普通に真鍮板を切ってハンダ付けをした方が良いのかもしれませんね~
何せ底の厚みはかなりシビアな事も原因の一つですが旋盤で突っ切りバイトで部品を切断する場合は少しでも斜めになっていますと奇麗に切れませんからね・・・
明日は他の方法で3つ作ってみましょうかね~。

アトランティックタイヤの装着及びボディの修正(変更編)

2015-04-26 23:32:54 | Bugatti Type57SC Atlantic
本日もGW初日(いやいや2日目です・・・笑)という事も有りまして遠方から沢山の方々がご来店頂きました、誠に有り難うございます。
遠くは広島県福山市の方が一番遠かったかもしれませんね。
市内にお住みになっているIさんも11年ぶりにお会いする事が出来ました・・・いつも会えない方々に一気にお会いした感じですね~それくらい色々な方とお会い出来た一日でした。

そして本日はCafe/アトリエのある自治会の一斉の溝掃除が有りまして参加しました8時30分集合で約1時間半程汗を流しました。
当店の前だけは数日前に一人で済ませておきましたので少し楽が出来ましたかね~。
そんな町内行事も有りましたので午前中はクタクタでちょっと一休みしてしまいました。
溝掃除の参加賞のお茶と缶ビールのは直ぐにお腹の中に消えてしまいました・・・(笑)

さて午後からは製作にかかりましょう。
本日はアトランティックですね~。
シャーシにタイヤ/ホイールを付けたいのでホイールの中心にピンを打ちましてホイールの取り付け準備をいたします。
このピンを付けたのは4台分16本ですね・・・何故20本じゃないのかって?スペアホイールにはピンが不要だからね。

そしてシャーシに取り付けてゆきます・・・

次はシャーシにボディを搭載すると問題が発生しました
ホイールのセンターとホイールアーチの位置が僅かにズレてしまいました・・・なので再びフェンダーをカットしてやり直しましょう。
こんな場合一度作った物をやり直すのは出来れば避けたいと思うのが人情なんですがバッサリとやり直した方が最終的に合理的な方法だったり致します、急がば回れという言葉も有りますから・・・

何度か微調整をしながらハンダ付けをしましてやっとフェンダーの位置が決まりましたね
コレなら良いはず・・・

リアフェンダーのホールアーチを揃える為にアルミ板でガイドを作りました。
コレは実際にフェンダーアーチを削ってみてバランスを確認後そのアーチに合わせてケガキをして作りました

右側のフェンダーで作ったガイドを使って左側のホイールアーチを削りました・・・コレで見た感じは左右均等になりました。

ホイールアーチを削ってみますとフレームとボディを支えるステーが必要な事が分ります。
なので1.0X1.0mmの真鍮角線をフレームに渡してハンダ付けをします・・・この左右の出っ張った部分でボディと連結するつもりです。
ただ他にもスペアタイヤリッドでボディを支える事になりますつまり左右の幅はこの真鍮角線で上下方向の重量はスペアタイヤリッドがその負担をする事になります

スペアタイヤリッドを作る前にスペアタイヤのカバーが乗る段を作らなければなりません。
つまりボディの一部はこの段の上に乗っている構造になりますね
まず0.2mmの真鍮板を切ってハンダつけします、当然ながら表にハンダが溶け出て来ますので後で削る事になります

2.0mm程の穴をドリルで開けておきましてその穴に挟みを突っ込んで切ってゆきます

少しづつ大きな穴にしてゆきましょう・・・・

真鍮板を削って大穴にします(笑)


明日はスペアタイヤが収まるリッドを作る部分から始めましょう~!